
筑波大にストレート勝利!/秋季関東大学1部リーグ戦
秋季関東大学1部リーグ戦(秋季リーグ戦)10戦目は、筑波大との対戦。序盤はリードされるも全セット譲らず、ストレート勝利を飾った。
◆9・7~10・27 秋季関東大学1部リーグ戦(順大さくらキャンパス第3体育館他)
▼10・13 対筑波大戦(小田原アリーナ)
◯明大3{26―24、25―22、25―23}0筑波大
スターティングメンバー〉(ローテーション順)
S近藤蘭丸(文3=東福岡)、OH佐々木駿(商3=土浦日大)、ⅯB金田晃太朗(政経4=駿台学園)、OP坂本雄大(政経4=市立尼崎)OH岡本知也主将(政経4=五所川原工)、MB黒澤孝太(政経3=明大中野) 、Li前嶋悠仁(法3=日本航空)
筑波大戦も先週の試合から大幅なメンバー変更をして迎えた。序盤はミスが続きリードされる展開になるも、流れを断ち切り3枚ブロックや岡本、佐々木のスパイクで得点を重ねる。その後は一進一退の攻防が続く中、デュースに持ち込み、最後は岡本が決めて26―24で第1セットを先取した。
続く第2セット。開始早々、坂本のブロックポイントからリードし、幸先よくスタートを切った。相手はタイムアウトで立て直しを図るも、山田のブロードや佐々木のダイレクトで点を決め明大のペースに持ち込む。最後は近藤、山田の2枚ブロックで第2セットも獲得した。このまま勝ち切りたい第3セット。明大はサーブやブロックを駆使して得点を重ねる。「ジャンプサーブは攻めて、フローターはショートサーブを混ぜながらプレッシャーをかけることで相手のやりたい攻撃を減らしていけた」(岡本)。筑波大も譲らず拮抗(きっこう)した展開が続くが、前衛をおとりにした岡本の強烈なバックアタックが決まりブレーク。14―12と点差を広げた。その後は点差をキープし、明大のマッチポイントまで迫る。相手も粘るが、日髙のクイックが決まり25―23で明大の勝利に終わった。
接戦に持ち込まれたものの、ストレートで勝利を手にした明大。「このチームになって初めてストレートで勝利できた」(山田)。スタメンが定着しない中でも〝明治のバレー〟を展開でき、誰が出ても強い明治のバレーを体現できた一戦だった。「ブロック、レシーブの位置で連携を取り相手の中心選手を抑え、自分たちのバレーでつぶす作戦がはまった」(日髙)。秋季リーグ戦は残り1試合。最終試合も勝利への思いを込め、全力で戦う選手たちに注目だ。
[藤原茉央]
試合後のコメント
岡本
――ストレート勝利できたことについていかがですか。
「全体的にサーブが昨日はダメでしたが、今日はしっかりと入っていました。ブロックとレシーブの関係も改善されたかなというところで、試合としてはストレートで勝てて良かったと思います」
日髙
――スタメンとしての出場機会が増えていますがいかがですか。
「金田(晃太朗・政経4=駿台学園)がけがして自分がスタメンということで苦しい状況ですが、自分の代で自分を表現できる試合がつくれて感謝というか、喜びがあります」
佐々木
――試合を振り返っていかがですか。
「新しいチームになって1週間ほどしか経っていない中で心配でしたが、リベロや勇さんが頑張ってくれて、いい展開まで持っていけたかなと思います」
山田
――次戦への意気込みをお願いします。
「だんだん練習の成果が出てきているので最後もこの勢いで勝てたらいいなと思います」
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