
三品の勝ち越し弾 東海大相手に勝利を飾る/関東大学1部リーグ戦
第17節はアウェーで現在9位の東海大と対戦。38分にカウンターから先制に成功するも、後半にロングスローから失点。しかし82分、途中交代で投入された三品が得意の左足を振り抜き、勝ち越し弾を獲得。最終スコア2-1で勝負強さをみせた。

「こういう形の接戦で勝ち点を取れたのは大きい」(栗田大輔監督)。無敗で迎えた第17節は、東海大と対戦。東海大が1部リーグに復帰した昨シーズンからは2勝1分だ。試合開始から中村と真鍋2枚でハイプレスをかける。縦に速く、ロングボールを多く使ってくるサッカーが特徴の東海大。「セカンドボール拾うことだったり、基本的にずっとやっていることを徹底すること」(栗田監督)で縦を封じる対策は功を奏し、38分、中村のクロスをはじいた相手GKのこぼれ球を真鍋がしっかり決め切り先制に成功。今シーズン7得点目を記録した。「今、結果として出てるのは継続したいですし、もっと高みを目指して取り組んでいきたい」(真鍋)。

しかし71分、相手のロングスローから失点を許してしまう。82分には、三品のミドルシュートがネットに突き刺さり、待望の勝ち越し弾を獲得。「チームに貢献したいという気持ちがゴールという形でつながってよかった」(三品)。ネットを揺らした瞬間、応援席は歓喜の渦にのまれた。

勝負強さをみせた。2位の筑波大は勝ち点が並び、得失点差で明大が上回っている状況。一つの気の緩みも許されない戦いが残り5試合で続いていく。
【岩田英佑】
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