３日の天候は雨。風はいつもより強く、激しいレース展開が予想された。選手たちはレース開始１時間前から道具のセッティングを行い、レースに臨んだ。

　悪天候と強風に苦戦しながらも、昨年を上回る順位で村上と佐藤が伊勢湾カップへの切符をつかんだ。「４月から練習量を増やしていて本当はもう少し順位を伸ばしたかったけど、自分の実力が確認できた。上マークまではずっと10位以内で回れていたし、風の入り方を予測したレース展開ができた」（村上）と収穫もあった。

　決して満足できる結果ではなかった今大会。「今月末の琵琶湖カップではしっかりと乗り込み、今回できなかったことをしたい」（磯崎）と反省をすることで、今後のモチベーションを高めることができた。

　選手たちは早くも今回の反省を生かし新たな練習を始めている。「一日一日が勝負」（村上）。選手たちのさらなる飛躍に期待したい。