
首位早大に敗北/秋季関東大学1部リーグ戦
リーグ戦9試合目は全勝で首位に立つ早大との一戦。第1、2セットを連続で落とす展開に。第3セットで逆転してセットを取ったが惜敗した。
◆9・7~10・27 秋季関東大学1部リーグ戦(順大さくらキャンパス第3体育館他)
▼10・12 対早大戦(小田原アリーナ) 明大1{20―25、21―25、25―23、19―25}3早大○
〈スターティングメンバー〉(ローテーション順)
MB日髙勇(営4=東亜学園)、OP坂本雄大(政経4=市立尼崎)、OH岡本知也主将(政経4=五所川原工)、ⅯB山田美雄(政経3=東福岡)S近藤蘭丸(文3=東福岡)、OH佐々木駿(商3=土浦日大)、Li菊池健介(商4=雄物川)
第2セット
坂本⇄前嶋悠仁(法3=日本航空)
第1セット序盤は拮抗(きっこう)した展開が続いた。しかし中盤からミスが重なり連続得点を許し、リードされてしまう。その後は立て直すも差を詰められず最初のセットを落とした。第2セット途中からは前嶋を入れて立て直しを図る。交代後は前嶋の活躍もあり勢いを取り戻すも、早大も前セットからの勢いのまま得点を重ねた。「相手のショートサーブにやられてしまった印象がありますし、それでサイドアウトがなかなか取れない展開で苦しかったのかなと思います」(岡本)。うまくペースをつかめず、第2セットも続けて落とした。
第3セットは勢いを増した明大。中盤に岡本の2連続サービスエースを皮切りにギアを上げ、スピード感あふれる明大のバレーが展開される。山田のブロードなどで得点を重ね、徐々にリードを取る。「1、2セット目はほとんどスパイクを打ってなくて、相手がリードブロックでついてくるのが遅かったので、もう上がったら絶対決める気持ちでいきました」(山田)。そのかいあって「ミスが格段に減った」(前嶋)と第3セットを取った。
第3セットの勢いと反対に第4セットは苦戦を強いられる。「ラリーの中であったり、サイドアウトの状況で自分たちが崩されて攻撃になった時に、相手の3枚ブロックに対して真っ向勝負していく形で、ブロックに捕まるケースが多く、相手も修正してきた」(岡本)と相手の策にはまり連続で得点を許した。そのまま第4セットを取られ首位相手に金星とはいかず敗北を喫した。次戦は2メートルを超える選手を擁する筑波大。序盤から明大のバレーを繰り広げ、勝利を目指す。
[竹本琉生]
試合後のコメント
岡本
――第3セット獲得できた要因を挙げるなら何かございますか。
「大きくメンバーを変えて望んでたところで、相手が対応し切れてないところを攻めていけたかなというところと、サイドヒッターが3人入ったことで守備力の向上というところで良かったのかなと思います」
前嶋
――次戦の目標を教えてください。
「サービスエース5本決めます」
山田
――今日の試合を振り返って良かった点を教えてください。
「今まで出てない人が試合に出ているという状況でも、1セット取れたというのはすごく大きいと思うので、この1セット取れたということを生かして、明日の試合につなげていければなと思います」
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