
国武大に20―13で勝利/関東秋季交流戦
交流戦も終盤に差し掛かかる中行われた国武大との順位決定戦。第2Pまで相手のリードを許さず、第3Pで相手に追い込まれたものの耐え抜き最終的に7点差をつけて圧勝した。
◆9・21〜10・6 関東秋季交流戦
▼10・5 対国武大戦(成蹊大プール)
◯明大20{4―3、6―2、3―4、7―4}13国武大
降りしきる雨の中、激しい戦いを繰り広げた。順位決定戦のため、何としてでも確実に勝利しておきたかった今試合。第1Pは新主将・筒井将登(営3=明大中野)による至近処理からの鋭いシュートで開幕した。その後は一進一退の攻防を展開し、明大らしい攻めの姿勢を見せた。第2Pでは終始明大リードで試合を進めることに成功し、10―5で前半戦は終了。
後半戦も明大に流れを持っていきたかったところだったが、第3Pの序盤にて歯車が狂ってしまいチームの調子が悪くなってしまう。相手のパスをうまく止めることができず、まさかの4失点。それでも劣勢を覆したのは濱口颯太朗(農1=明大中野)の正念場でのゴール。「みんなの調子が悪く、本来の力を出せていなかったので、 自分がしっかり決め切ろうと思った」(濱口)。なんとか立て直そうとする明大は第4Pにて7点を獲得。ボールを拾いとめ、パスをしっかりとつなぎ華麗に点を入れるナイスプレーも見せ20―13で試合を終えた。
点数面で言えば完勝だが、課題も浮き彫りとなった今試合。「修正点が発覚したりチームの雰囲気が悪くなってしまった時の声かけが無く、楽しい雰囲気でできなかったのが課題」(筒井)と新主将は振り返る。また、見事MOB(マンオブザゲーム)に選出された濱口は「明日の2試合は強い相手となりそこに向けて調整していかないといけないが、 今日の試合内容は少し悪かったので明日切り替えて頑張っていきたい」と意気込んだ。次回2戦で交流戦は幕を閉じる。しっかりと修正し、白星で大会を締めくくりたい。新体制を迎えた明大の鍛錬はまだまだ続く。
[菊池紗更]
試合後のコメント
筒井
――今日の振り返りをお願いします。
「今日は試合の前半で出た課題を試合の途中で改善できなくて、最後まで悪い流れのまま終わってしまったのかなと思います」
――4年生が引退して、ここまであと1日を残して試合をしてきてみて、何か感触はありますか。
「4年生が主力のチームから変わって、みんな慣れていなくてやっぱり4年生の存在は大きかったなと。まだチームとしても出来上がっていないうえ、チームのやりたいこともまだ見えていないのかなと思っています」
――あと明日2試合残していますが、明日の意気込みをお願いします。
「明日も絶対負けてはいけない試合なので、しっかりとどっちも勝ち切って優勝して終わらせます」
濱口
――試合全体を振り返っていかがですか。
「流れが悪い時に声が出ないところがこのチームが始まってから多くあるので、 明日は相手に連続得点などをされて流れが悪くなっても全員で盛り上げるというふうにしていきたいです」
――今回の自身のシュートについていかがですか。
「確実な決定機の場面のシュートを決めたので、そこは良かったのですがマークがついている状態の1対1のシュートはまだ決定率が低いので、そこを高めていけたらいいなと思います」
――次回が最終戦ですが、意気込みをお願いします。
「先週の試合では自分が多くシュートを外してしまい、チームを勝利に導けなかったので、 そのリベンジとして明日はしっかりシュートを決めてチームを勝たせられるようにしたいです」
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