
無敗を守って首位独走!/関東大学春季リーグ戦
<専大戦>
1セット目、2セット目は接戦ながらもわずかなリードを守り切り本学が連取。続く3セット目も本学リードで始まったものの、ところどころでレシーブミスやスパイクを決め切れない場面が目立ち始める。徐々に試合の流れが相手に傾き始めると、点差を広げることができなくなり、試合はデュースにもつれ込む。両者粘りを見せるも26-26となったところで本学が痛恨のサーブミス。そのまま専大にセットポイントを奪われ、惜しくも第3セットを落とした。
気持ちを切り替えて臨んだ第4セット、試合は本学のリードで進んでいくものの点差は2、3点にとどまりなかなか相手を突き放すことができない。結局完全な本学ペースには持ち込めなかったもののリードは守りきり、最後は4点差をつけこのセットを制し、見事リーグ戦5勝目をあげた。
「相手も上位校になってきたのでセットはとられても仕方ない。ただ大事なところでのミスが目立ったのは良くなかった」と佐々木監督が語るように、小さなミスの積み重ねが試合の流れを変えてしまうということを痛感したこの試合。リーグも後半戦を迎え、
相手校との実力が伯仲してくる今後に向けて、まずは確実なプレーで本学のペースをつくっていくことが課題となりそうだ。
<亜大戦>
スタートは廣本(商3)、田辺(法2)らの攻撃がさえ、危なげなく第1セットを先取。そのままの勢いで第2セット序盤もリードを保っていたものの、少しずつスパイク、ブロックを決め切れない場面が目立つようになる。レシーブのミスも出始め、ついにリードを奪われると試合は完全に亜大ペースに。流れを引き戻すことができないまま亜大がマッチポイントを先取。廣本が強烈なスパイクをたたき込み食らい付いたものの、逆転には至らず第2セットを落とした。
続く第3セットも悪い流れを断ち切れないまま、序盤は亜大ペースで試合が進行していく。亜大の粘りのレシーブを前に、なかなか得点を続けることができない本学。しかし中盤、渡辺(宏・文3)の連続得点から徐々に試合が本学ペースに傾き始めるとそのままの勢いで逆転、見事このセットを制した。
勝負を決めたい第4セットは、亜大のリードでスタート。本学も粘りを見せ中盤リードを奪うも、得点が続かず相手を引き離すことができない。1点取っては1点取られるという苦しい展開のまま試合はデュースにもつれ込む。しかし最後は亜大のミスに助けられ、辛くも勝利をものにした。
「崩されて相手ペースになったときの対応ができていなかった。自分たちの流れの時にはいいプレーができているので、自分たちのペースに持っていくことを常に意識していきたい」(深町主将・政経4)。ミスから相手にペースをつかまれてしまうのが本学の悪いパターン。「地力ではどこのチームにも負けていない」(深町主将)という自信を胸に、次戦以降の試合では“明大ペース”の圧倒的な試合展開を期待したい。
~次回対戦カード~
▽5・10(土) 12時~ 第2試合 国武大戦 場所:亜大体育館(武蔵境)
▽5・11(日) 未定 上位リーグ・第1戦 場所:亜大体育館(武蔵境)
次回からはいよいよ上位リーグに突入!しかしその前に控える1次リーグ最終戦の相手は、昨季1部から降格してきた国武大(現在2部リーグ2位)。これまで入替戦で何度も苦汁を飲まされてきた相手であるだけに、これまで以上に白熱した戦いが予想される。
来週は試合がないため、次の試合までの2週間でいかにこれまでの反省点を改善していけるかがカギ。全勝優勝に向けひた走る本学の戦いぶりから、まだまだ目が離せない!
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