
ルーキーの活躍で全種目制覇!/東京六大学選手権
毎年、六大学各校の持ち回りで行われる今大会。今年は本学が当番校として主催し、リバティタワー地下3階の体育館で行われた。試合は、すべての種目で他大を圧倒し優勝を独占。選手層の厚さを見せ付ける結果となった。
男子個人トーナメント決勝は、ルーキーの活躍が目立った。
ここまで順調に勝ち上がってきた中村(豪・政経1)は、付(早大)に4ポイントを先取された。なかなか反撃の糸口が見えず、残り30秒の時点で2-5。今大会では6ポイント先取した方が勝利となる。絶体絶命のピンチを向かえるが、中村(豪)は動じなかった。そこから一気に4発の上段突きを決め、見事逆転勝利を収めた。団体でも、すべての試合で先鋒を務め全勝。終始落ち着いた戦いぶりで、1年生とは思えない貫録を見せた。
女子個人トーナメント決勝は、浅井(法1)と久保田(商1)の明治同士の戦いとなった。この春、同じ拓大紅陵高から本学に入学した2人は、それぞれに実力を遺憾なく発揮し勝ち上がった。そして迎えた決勝戦。浅井が先制すると、久保田が取り返す。取ったり取られたり、互いに一歩も譲らない。結果、浅井に軍配が上がったが、2人の今後に期待せずにはいられない、そんな試合だった。
この日は東京武道館でナショナルチームの選考会が行われていたため、昨年のインカレメンバーである稲主将(法4)、中村(竜・法3)は今大会不出場。しかし即戦力となった頼もしいルーキーの活躍が、主力を欠いての優勝を実現させた。本学は例年以上に選手層が厚く、今後の大会でも好成績が期待できる。今季の明大空手部から目が離せない!
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