明スポ水泳部担当 最優秀賞に輝く!/第100回日本学生選手権水泳競技大会・『第1回学生新聞Award』

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 100回目を迎えた日本学生選手権水泳競技大会(インカレ)。この節目の年に『学生新聞Award』が開催された。明大スポーツ新聞部(明スポ)は水泳部競泳部門、水球部門担当の部員が協力し、インカレ展望ポスターを作成。応募した全5校の中から最優秀賞に選出され、トロフィーと副賞を獲得した。

 明大体育会の広報として日々活動している明スポ。水泳部競泳部門、水球部門のインカレでの活躍を後押しするため、1枚のポスターを作成した。競泳部門は男子総合2連覇へ、水球部門は史上初の決勝進出へと題した凸が印象的。レイアウト面では、レース後のガッツポーズや躍動感のある投球フォームの写真を生かし、迫力十分だ。レイアウトを担当した渡辺悠志郎(情コミ4=渋谷教育学園渋谷)は「躍動感のあるビジュアル、整った構成、多くの情報量を意識したレイアウト。その結果、人目を引くダイナミックさと読みやすさ、読み応えをバランス良く読者に提供することができたと思う」と振り返った。

 審査の結果、明スポを含む全5校の中から、見事最優秀賞に輝いた。表彰式に出席した末吉祐貴編集長(営3=東京都私立城北)は、鈴木大地氏(日本水泳連盟会長)から、記念トロフィーと副賞の『ぱちゃぽ』(日本水泳連盟マスコットキャラクター)のぬいぐるみを授与された。

(写真:『ぱちゃぽ』を授与される末吉)

 水球部門は全2日間、競泳部門は全4日間の取材を終え、明スポは学生記者として、熱戦にカメラを向け、多くの選手にインタビューを行った。その中には笑顔あふれる選手も、悔し涙を流し天を仰ぐ選手も。年に一度しかない大会に懸ける思い、そしてチーム明大の応援の力強さ、結束力の高さが改めて感じられた。『学生新聞Award』最優秀賞という結果を受け、これからさらに選手の声や競技の魅力を多くの人に発信できるよう努力していきたい。

[橋本太陽]

受賞後のコメント
渡辺
――今回の作成を振り返っていかがですか。
 「久しぶりのレイアウト作業かつ、初めてやる手法で戸惑いもありました。しかし、後輩たちの作成した要素を余すことなく読者に届けるため、努力しました。最終的には、とても納得のいく出来栄えになりました。初代王者という名誉を明スポが頂けたこと、このような機会があったことに心から感謝しています」

――今後について一言お願いします。
 「コンテストは来年度以降も続くとのことなので、明スポが最高の学生新聞であることを証明し続けるためにも、後輩たちは今後も頑張って欲しいと思います。また、競泳部門男子の皆さんの3連覇も心から応援しています」

末吉
――受賞を受けていかがですか。
 「まずは大会関係者の皆さま、貴重な機会を設けていただきありがとうございます。また日頃から取材にご協力くださっている明大水泳部の皆さまのおかげで、受賞させていただくことができました。本当にありがとうございます。素晴らしい賞をいただけて大変光栄です。とてもうれしく思います」

――こだわったポイントなどあれば教えてください。
 「今回制作した上で意識したポイントは二つあります。一つ目は、写真には自信がありましたので、その写真を生かしたダイナミックなレイアウト。二つ目は明大水泳部のことを知っている人はもちろんですが、知らない人にも見どころや魅力、伝統ある長い歴史が伝わるような記事や表現、要素です」

――今後の意気込みを教えてください。
 「学生新聞はプロに比べるとやはり技術面では劣ってしまうかと思います。ですが〝学生新聞だからこそできること〟があると感じています。そのストロングポイントを意識しつつ、いろいろ試行錯誤しながら、より多くの皆さまに選手の活躍や競技の魅力を伝えていけるよう、そして水泳界の発展に微力ながらですが尽力できるよう、取り組んでまいります。今後とも明大スポーツ新聞部をはじめ、各大学の学生新聞を何卒よろしくお願いいたします」