男女明暗くっきり分かれる/日立明三大学対抗レガッタ
今年で52回目を数える日立明三大学対抗レガッタが、4月20日に戸田ボートコースで行われた。「(自分にとって)最後の三大学レガッタ。3年間負け続けた日大に、今年こそ勝ちたい」(各務・商4)と意気込んで臨んだ今大会。さわやかな春風が吹く中、伝統の定期戦が幕を開けた。
今大会唯一の女子種目である舵手付きクォドルプルは、明治のAクルーが他を圧倒し、1艇身以上の差を付けて優勝。インカレへ向けての地ならしとしては、最高のレースとなった。
一方男子は、大学最強とささやかれる日大を相手にすべての種目で惨敗を喫した。特にエイトは監督からも期待を寄せられていただけに、選手にとってショックは大きかった。日大の力強い漕ぎに対して力を出し切ることができずに終わった明治。「精神、体力、すべてにおいて日大が一枚上だった」とクルーリーダーの各務は肩を落とした。最終目標のインカレに向け、今後はさらにレースを意識し、メリハリのある練習で力を付けていく。
☆おまけ☆
三大学対抗戦が白熱する中、その合間に行われたOB対抗レースや高校招待レースは大いに盛り上がりを見せた。そして試合後の懇親会では三大学間の交流を図り、定期戦の醍醐味を味わった。
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