
まさかの敗戦 専大にストレート負け/関東学生秋季1部リーグ戦
関東学生秋季1部リーグ戦(秋リーグ)4日目の対戦相手は全日本大学総合選手権・団体の部(団体インカレ)で道を阻まれた専大。リベンジを果たし優勝への道を切り開きたい明大だったが、勝負は厳しい結果に終わった。手塚崚馬(政経4=明徳義塾)が熱戦の末に敗れると、試合の流れは専大へと傾く。最後まで流れを変えることができず、0-4で完敗した。

先陣を任された手塚は相手と競り合いながらも第1ゲームを獲得する。しかし2ゲーム以降は相手に流れを握られ、瞬く間に2ゲームを連取されてしまう。後がない第4ゲームも相手にリードを許しそうになるが、意地の連続ポイントでこのゲームを奪取。勝負を振り出しに戻す。この勢いに乗ったまま最終ゲームも勝ち切りたいところだったが、そう簡単にはいかなかった。お互いに一歩も譲らない打ち合いが続き、勝負はデュースに突入する。手塚は幾度もマッチポイントを握るが、決定機をつかむことができない。13―13で手塚は相手に初めて得点を許し、13―15でゲームを奪い切れなかった。激闘の末に初戦を落としてしまった明大は、会場に漂う専大有利の空気にのまれてしまう。
続く2番・松田歩真(商4=野田学園)は専大の勢いに押され、序盤から劣勢を強いられる。第2ゲームは執念の7連続ポイントで取り返すが、続く2ゲームを粘り切れず落としてしまう。試合終了後には「本当にもう自分の弱さしかない」と悔しさをにじませた。3番の木方圭介(政経1=野田学園)も劣勢を巻き返すことができず、1ゲームを奪い返すも黒星を喫した。カウント0―3と後がなくなった中、関東学生選手権優勝ペアでもある飯村悠太(商2=野田学園)・木方ペアでなんとか流れを変えたいところだったが、ここでも専大に一歩及ばず、試合は0―4でストレート負けとなった。
春リーグ、団体インカレに続き秋リーグでも専大に黒星を喫した明大。残る試合は法大戦のみとなった。悲願の優勝のためには勝利が絶対条件となる。今日の敗北を糧に、選手たちは必ず実力を発揮してくれるはずだ。
[大島菜央]
試合後のコメント
手塚
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「自分が取れば流れも良くなるところで、1番で負けてしまったのは本当に申し訳ないし、情けないです。やはり4年生として勝つべきところだったなと思います」
木方
――明日の意気込みをお願いします。
「明日はやはり4年生と最後の団体戦なので、しっかり勝って終わりたいなと思います」
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