
女子3連勝! 男子も勝利で後半戦へ/関東大学秋季リーグ戦
関東大学秋季リーグ戦も中盤となる3日目に突入。男子は中大に対し4-1で勝利。女子は昨季唯一敗戦した法大相手に白星を挙げ、無傷の3連勝となった。
◆9・19、21〜22、27~28 関東大学秋季リーグ戦(日体大米本記念体育館)
▼男子
〇宮下怜2-0深井
〇武田2-1殷
荻原・佐藤組1-2小野・森川組〇
〇宮下怜・栁川組2-0山﨑・奥野組
〇本田2-0小野
▼女子
〇杉山2-1八木
〇竹内2-0内田
〇亀井・石井組2-0牧野・伊藤組
松本・宮下彩組1-2竹澤・橋村組〇
田代1-2中澤〇
男子の初戦はシングルスでは今リーグ戦初出場の宮下怜(政経3=埼玉栄)。東日本学生選手権(東インカレ)の覇者らしく第2ゲームは序盤から突き放す展開でストレート勝利をつかむ。第2シングルスも快勝し、続く第1ダブルスには荻原聖也(政経3=ふたば未来学園)・佐藤瑠活(政経1=東大阪大柏原)組が登場。この試合がまれに見る激闘を繰り広げた。第1ゲームはデュースになると点を取っては取られる形で両者一歩も譲らず、応援席からは得点するたびに大歓声が沸いた。明大ペアは幾度のチャンスを創出するも少しでも浮いた球はプッシュで打ち込まれるなどあと1点が奪えない。ついに29-29となると、最後は相手の打球を返せず、29-30で惜しくもこのゲームを逃した。第2ゲームは持ち返し21-11でつかんで迎えた第3ゲーム。22-22の場面で打球がネットに掛かりマッチポイントを許すと、長いラリーが続く中でシャトルがコート内に落ち敗戦。佐藤は膝から崩れ落ちた。荻原は「競った場面で少し引いてしまって、試合が終わった後にこうすれば良かったということが多かった」と振り返った。しかしここで流れを渡さないのが明大。第2ダブルスは宮下怜・栁川蓮(商3=瓊浦)組が第1ゲームを21-15で奪取する。この日2試合目である宮下怜の疲れもあってか、スマッシュへの反応が鈍くミスも重なり第2ゲームを落とすも、第3ゲームは主導権を握り白星を飾った。
2連勝で勢いに乗る女子の第1シングルスには杉山凛(文3=西武台千葉)が出場。1-1で迎える第3ゲームは1点リードで折り返すと、そこから杉山のスマッシュ攻撃やヘアピン、鋭い球で相手のミスを誘い最終的に21-13で勝利した。第2シングルスをストレート勝ちで飾ると、第1ダブルスには連日に引き続き亀井菜杏(農2=聖ウルスラ学院英智)・石井夢楓(政経2=埼玉栄)ペアが登場。第1ゲームを先取すると、第2ゲームも終始優勢を保ち、最後は相手の打球がラインを越えゲームセット。第3シングルスまで勝敗がつかず常に緊張感が漂っていた1、2日目とは打って変わり、この時点で明大の勝利が決まった。
[塩谷里菜]
試合後のコメント
荻原
――東インカレからどのような準備をしてきましたか。
「技術とかはもう上がることはないと思うので、気持ちをただ上げて、試合に臨めるかというのが大事だと思います。普段見ないユーチューブのバドミントンの試合とかも見て、モチベーションを上げて頑張っています」
――残り2試合の意気込みをお願いします。
「自分が1本取って勝つというのも1回味わってみたいので、あと2試合本気で勝ちに行きます」
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