
いまだ勝利無し 反撃及ばず順大に敗戦/関東大学女子2部リーグAブロック
リーグ戦6戦目の相手は順大。前半は相手のスピーディーな攻めに翻弄(ほんろう)され、大差をつけられて折り返す。後半は、課題のリバウンドからつないで攻勢を仕掛けるも得点差を縮めきれず。リーグ戦初勝利は次戦以降へと持ち越しとなった。
◆9・4~10・27 第74回関東大学女子2部リーグAブロック(東町スポーツセンター他)
▼9・22 対順大戦(共栄大体育館)
明大64{10-18、16-31、18-15、20-18}82順大〇
スターターは、PG新林未悠主将(理工4=湯沢翔北)、PF山本涼菜(文4=浜松開誠館)、CF後藤葉の佳(理工3=鵠沼)、SF神山南帆(文3=白鴎大足利)、PG萩原加奈(文2=浜松開誠館)
順大を最後まで捉えきれなかった。序盤はアウトサイドからの攻撃をベースに組み立てていき、積極的に3Pシュートを放つも決めることができず。「私たちのシュートが決まらない時間が長く続いていた中で、相手のオフェンスをしっかり抑えたかった」(新林)と、順大の正確なパスワークや、切れのあるドライブにマークがはがされてしまう場面も多く目立った。ディフェンスから流れを作れず、前半を26―49と23点ビハインドで終える。
「リバウンドがチームの一員としてやるべきことなので、ルーズボールへの執着心を持ってプレーした」(後藤)という言葉通り、ゴール下の競り合いで強さを見せていく。前試合でチームの課題に挙げていたディフェンスリバウンドから、パスをつなぎ最後は萩原の3Pシュート。前半から立て直し、徐々に明大の良さが光っていった。最後まで集中力を切らさず、ゴールを狙うも順大がスキのないバスケで追随を許さず。64―82で、リーグ戦初勝利は次戦以降へとお預けになった。
前半はワンサイドゲームになったものの、後半は優位に立ち明大の持ち味が垣間見えた今試合。「キックアウトからのプレーを増やして、決めきれなかったがいい形でシュートをうてた」(新林)とオフェンスに手ごたえを口にした。試練の時を乗り越えた先にある勝利へ、明大の真価が問われる。
[早坂春佑]
試合後のコメント
新林
――今日の試合を踏まえての課題はありますか。
「シュートを打ってくる相手との間を詰めることや、ピックに対しては相手を早めに止めることが課題です。」
――チームの雰囲気はいかがですか。
「ベンチメンバーがチームの雰囲気を良くしてくれていて、みんなで励まし合いながら頑張っています」
後藤
――インサイドやアウトサイドへの動きはどのようなことを意識されましたか。
「外から打つとディフェンスが寄ってくるので、そこでドライブで切り込むなど試合の流れの中でインサイドからアウトサイドから攻めるかは切り替えたりしています」
――次戦に向けての意気込みをお願いします
「リーグ戦を通して共栄大が1勝でまだ明大は勝ててないので、ここを絶対に勝ち切って白星をつかみたいと思います」
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