
秋季リーグ初黒星 日体大に1―3で敗北/秋季関東大学1部リーグ戦
5連勝中の明大は日体大と対戦。好プレーも多く見られたが、セットカウント1―3で日体大に敗れ、連勝にストップがかかった。
◆9・7~10・27 秋季関東大学1部リーグ戦(順大さくらキャンパス第3体育館他)
▼9・22 対日体大戦(キッコーマンアリーナ)
明大1{24―26、25―18、20―25、23―25}3日体大〇
〈スターティングメンバー〉(ローテーション順)
S近藤蘭丸(文3=東福岡)、OH佐々木駿(商3=土浦日大)、MB金田晃太朗(政経4=駿台学園)、OP坂本雄大(政経4=市立尼崎)OH岡本知也主将(政経4=五所川原工)、MB山田美雄(政経3=東福岡) 、Li前嶋悠仁(法3=日本航空)
第3セット
岡本⇄眞島聡太(政経4=明大中野)
近藤⇄吉田竜也(政経2=駿台学園)
第1セット序盤、明大は4連続得点を決め10―6と4点差つける。しかし、日体大がタイムアウトを取ると試合の流れが変わり、相手の連続得点とブレークで逆転される。明大はそのまま点差に追い付けず第1セットを落とした。第2セットはスーパーレシーブや岡本の1枚ブロックなど会場もどよめくプレーを見せ、着実に点を重ねていく。そして序盤からのリードを守り切り25―18と大差をつけて第2セットを獲得した。「第1セットのデュースにもつれ込む展開で最後しっかり取り切れずうまくスタートが切れなかったが、切り替えて第2セット取れたのは良かった」(岡本)。
この勢いのままセットを連取したい明大だが、第3セットは追いかける展開に。点差は開いていき、12―20と8点差まで引き離されてしまう。そこで大幅なメンバー交代を行った明大は「第3セットはいつもより点差があったので雰囲気変えてやろうと思った」(吉田)とセッター吉田のチームを鼓舞するサービスエースを含め3連続ポイントを奪取し、16―22と差を縮める。さらに、ブレークと3連続得点を決め20―25と猛烈な追い上げを見せたがこのセットを落とした。勝負の第4セットは14点まで両校一歩も譲らず、拮抗(きっこう)する。坂本のパワフルなスパイクも決まり、17―14で先にリードしたのは明大だった。しかし、終盤で日体大に逆転を許してしまい、23―25で第4セットを惜しくも落とす。最後まで粘りを見せた明大だったが、セットカウント1―3で試合終了となった。
全体を通して試合の主導権をつかむことができなかった明大。「第1セットを取られてしまい、試合を通してなかなか自分たちの流れをつかみ切れない試合だった」(金田)。次週は強豪・中大と順大に挑む。連勝記録は止まってしまったものの、大会後半戦も一勝一勝を大切に勝ち取っていきたい。
[岩本文乃]
試合後のコメント
岡本
――次戦への意気込みをお願いします。
「今回の負けから得るものもありましたし、落ち込まずに切り替えてこの1週間でしっかり調子を上げていって、明治のバレーを表現できたらなと思います」
金田
――ご自身のプレーの良かった点と課題はありましたか。
「スパイクはある程度効果が出ていたなと思います。課題は自分の中で何本かブロックできるシーンをこぼしてしまったり、体に力が入っていなくて飛ばされたりという場面があったので、もったいないミスは出さないようにしたいと思います」
吉田
――今日の試合全体を振り返っていかがですか。
「連戦が続いていて最後疲れが出ていた部分があったので、来週に向けて今日の試合の反省を生かしてプレーできたらいいなと思います」
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