21得点大勝! ゴールラッシュで明学大を圧倒/関東学生リーグ戦

 自慢の攻撃陣が猛威を奮った。試合開始早々に先制点を奪い流れをつかむと、明学大のディフェンス陣に仕事をさせず。最終的に21得点を奪い快勝を収めた。

◆7・7〜12・29 第36回関東学生リーグ戦(大井ホッケー競技場メインピッチ他)
▼9・22 対明学大戦(大井ホッケー競技場サブピッチ) 
○明大21{4ー0、9ー1、3ー1、5ー1}3明学大

 小雨がぱらつく中始まった一戦。第1Q(クオーター)開始早々幸先よく先制点を奪うと攻撃のリズムを完全につかんだ。AT(アタッカー)熊谷和花(商4=多摩)を中心としたすばやいパス回しで敵を翻弄(ほんろう)し、オフェンスの時間が続く。効果的に加点し最終的に4点を奪い第1Qを終えた。第2Qに入っても勢いは止まらない。熊谷がゴール前まで駆け上がりシュートを放ちゴールを決めると、3分後に再びゴール右から相手ディフェンスに切り込み、この日早くも3得点目。明大はこのQ、一挙9点の猛攻を見せた。

 後半に入っても主導権は明大に。Uー20日本代表のMD(ミディ)竹内晴花(法3=日女大附)がこの日5得点を挙げる活躍を見せるなど、その後もゴールを奪い続けた明大は計21得点で大勝。リーグ戦4試合を終え、3勝1分といまだ負けなしだ。次戦は勝てばファイナル4進出が決まる一戦で早大を迎える。

[久和野寛人、冨川航平]

試合後のコメント
竹内

――今試合のオフェンスを振り返っていかがですか。
 「今日の試合は、目の前の勝負に勝って自分たちの流れを作ろうというテーマでやっていていました。自分たちのやりたいことを一からつくれたっていうのがこれまでなかったので、その点に関しては成功体験になったと思います」

――ご自身は5得点でした。振り返っていかがですか。
 「自分自身は、ここまで3戦はまだ0得点だったので この試合、得点でチームに貢献したいなっていう思いはあってそこは準備してきたので良かったですし、あとはカットから点を取るシーンが多くて、それもチームとして準備しようってやってきたことだったので形になってよかったです」

熊谷
ーー今日の試合を振り返っていかがですか。
 「得失点も大事なんですけど、それ以上にまず勝ち切らなきゃいけない試合だったので、ちゃんと1Qから明治のゲームをつくっていくことを意識してやりました」

--次戦の早大戦に向けてはいかがですか。
 「早稲田さんのディフェンスは一人一人の力がすごく強いので、それに対していかにチームで勝つかっていうことを、練習3回ぐらいしかないんですけど、ちゃんとチームとして完成できたらいいなと思っています」