
法大に逆転勝利 開幕5連勝/秋季関東大学1部リーグ戦
法大との一戦。序盤は相手に連続得点を許し、第1セットを落とすもその後立て直し、連続でセットを取り逆転での勝利を収め開幕5連勝を飾った。
◆9・7~10・27 秋季関東大学1部リーグ戦(順大さくらキャンパス第3体育館他)
▼9・21 対法大戦(キッコーマンアリーナ)
〇明大3{21-25、25-23、25-19、25-22}1法大
〈スターティングメンバー〉(ローテーション順)
S近藤蘭丸(文3=東福岡)、OH佐々木駿(商3=土浦日大)、MB金田晃太朗(政経4=駿台学園)、OP坂本雄大(政経4=市立尼崎)OH岡本知也主将(政経4=五所川原工)、MB山田美雄(政経3=東福岡) 、Li前嶋悠仁(法3=日本航空)
第1セット序盤は身長の高い相手に守備がはまらず、連続得点を許し、法大に試合の流れを先につかまれる展開に。「相手に高さのある選手がいて、上から打たれたりと、 そういったことに対しての対応力がなかったのかなと思います」(近藤)その後は両者ともにブレークを許さず、終盤へ。しかしサーブで思うように相手を攻められず序盤の失点が響き、第1セットを落とした。
第2セットからは明大のバレーを繰り広げた。この試合何度も明大に襲いかかった相手エースのスパイクをブロックアウトすると「相手の高いブロックに、それを自分たちの持ち味の速さのあるコンビっていうところでやった結果、2セット目がうまく決まったと思います」(岡本)と、第1セットから苦しめられてきた相手の高いブロックをブロードを混ぜながら、スピードで相手の壁を打ち抜いた。終盤に得点を重ね、第2セット目を取った。続く第3セット目も前のセットの勢いそのままに試合を進め、このセットも取ることに成功した。第4セット目は序盤から優位に進め、岡本、坂本のサービスエースなどもあり、逆転での勝利をつかんだ。
逆転での勝利に、「東日本インカレ(東日本大学選手権)の決勝は、2セット取られた場面から2セット取り返すという展開もあって、そういう試合を経験したことで、2セット目以降も特に焦ることなく、自分たちらしく戦えるようになったのではないかなっていうふうに思います」(岡本)と決勝で涙をのんだ経験を経てさらなる進化を遂げているようだ。これでリーグ戦も開幕から5連勝といい結果が続いている。次戦の日体大戦もこの勢いのまま勝利を目指す。
[竹本琉生]
試合後のコメント
岡本
――第1セットを振り返ってください。
「自分たちは高橋慶帆選手が出ないことを想定して対策していたのですが、想定と対策が違って、攻撃の組み立て方であったり、テンポっていうのは自分たちが練習してきたのとは少し違って、それでうまく練習通りはまらない部分があって、なかなか自分たちのバレーができなかったかなっていう印象です」
坂本
――日体大戦に向けて意気込みをお願いします。
「もっともっとギアを上げて次も勝ちます!」
近藤
――印象に残っている場面などはありますか。
「そうですね。 印象に残っているっていうのはあんまりないのですが、サイドアウトが高くて、キャッチも頑張ってくれて、サイドアウトが取れたのが勝因かなとは思います」
前嶋
――明日に向けて課題点があればお願いします。
「ディグ全部拾います」
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