
岡部、五輪代表へ踏みとどまる/オリンピック競技大会第2次予選
岡部、五輪代表へ踏みとどまる/オリンピック競技大会第2次予選
岡部が最終選考に何とか踏みとどまった。13日に行われた北京オリンピック2次予選で岡部は、実力を十分に発揮することはできなかったが2次予選を通過。5月に行われる最終選考に駒を進めた。
「大きいミスをしたのが悔しい、2日目で修正したかった」(岡部)。この日の目標を「ノーミス」としていた岡部だったが、前日の落下に続きまたも段違い平行棒で着地ミスをしてしまう。さらに次の種目、平均台でも最初の着地がうまく決まらず、落下。「平行棒でまた失敗したのがすごいショックでそれを引きずってしまった」(岡部)。2種目で大きいミスをしてしまったこともあり、選考基準の24位以内に入れるかどうか危ぶまれたが、最終順位は22位。ギリギリではあったものの見事2次予選を通過した。この日ずっと緊張した面持ちでいた岡部だったが2次予選通過が分かると、やっと安堵の表情を浮かべた。これで5月に行われる最終選考競技会に出場することができる。「精神的な面で強くなりたい」(岡部)と、今後は試合の中できりかえをうまくできるようになることが課題だ。
また今週末に行われる女子団体予選にも岡部は、本学のチームの一員として出場予定で「団体は楽しみ、チームを引っ張っていきたい」(岡部)。いつもの個人戦とは違い、団体で出場することで新たな経験を積み、今後にいかしてほしい。
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