(4)バドミントン部の明日を担う!
試合の出場登録やOB・OGとの連絡係、また私たち明スポに対しても細やかに応対をしてくれている主務の木村。「雑務が大変。けど主務として、レギュラーじゃないから試合の登録などはしっかりやる!試合に出る人が集中できる環境づくりをしたい」。チームのメンバーが試合に全力を注げるように、人からは見えない所で一生懸命主務業を務めている。そんな木村はバドミントン部にとって欠かせない存在であり、部全体を支える“縁の下の力持ち”だ。
木村は主務業が大変だからといってレギュラー入りをあきらめているわけではない。入学当時、サークルも見て回ったが「強い人の球を受けないと強くなれない」と体育会バドミントン部に入部を決めた。スポーツ推薦で入部する部員が多いなか、一般入学で体育会に飛び込むことは、そう簡単なことではない。さらに「高校はあんまり厳しくなかったから、体育会で礼儀とか厳しくて初めは少し怖かった」と今までとは異なる環境に戸惑うこともあった。しかし「強くなりたい」という強い気持ちがあったから、周りの選手がみんな自分より強いという辛い環境の中でも、きつい練習にも必死でついていくことができた。
今でもその気持ちに変わりはない。レギュラー入りを目指しながらもチーム全体にも気を配る。バドミントン部随一の隠れた努力家だ。木村の座右の銘は「不言実行」。弱音を吐くことのない我慢強いこの男なら、近い将来レギュラーで活躍してくれるに違いない。期待を込めてエールを送りたい。
◆木村将紀 きむらまさき 商 浦和北高出 181cm・60kg
バドミントンを始めたきっかけはお父さんがやっていたからという単純な動機だった。初めは趣味程度でやっていたが、抜群のセンスでみるみる上達し、高3の時には国体団体ベスト8と実績も残している。
成田の持ち味は泥くさく粘るプレー。相手プレーヤーがひるんだところでスマッシュを決める。そしていつもチームを盛り上げる明るい雰囲気の持ち主でもあり、下級生の中ではリーダー的存在だ。またそのキャラクターから同出身高校の田渕(文1)と小野寺(法1)が今年の明治バドミントン部に入部。「頼りがいがある。常に明るい」(小野寺)と後輩からも絶大な信頼を集めている。
最近「調子よく動ける」と今乗りに乗っている成田。「目標は団体戦レギュラー。シングルスで頑張りたい。勝つ!」とやる気にあふれている。2年生になった成田は去年よりもさらに力をつけ、バドミントン部を盛り上げてくれるだろう。
◆成田大輔 なりただいすけ 法 札幌第一高出 172cm・68kg
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