インカレ直前特集2024(6)ロード班インタビュー!/永野・林原編

2024.09.14

 いよいよ全日本大学対抗選手権(インカレ)が始まる。昨年度、明大は目標としていた男子総合3位を達成。今年度は、大学自転車競技界の頂きへ。明大自転車部の活躍に期待したい。

 第6回はロード班3生2選手のインタビュー記事です。大会に向けての意気込みを語っていただきました。

永野昇海(理工3=横浜平沼)
――現在の心境や状況を教えてください。
 「個人的にはあまり乗れていなくて、ベストな状態で臨めるかがまだ分からない状態です。ですが、1年の時からお世話になっている先輩からの教えで、勝てる状態で臨むというのがあるので、それに向けて最大限合わせられるように頑張ろうと思っています」

――今シーズンのここまでのレースを振り返っていかがですか。
 「春は結構乗れていて、いい感じにRCSでも走れていたのですが、その後授業始まってから一気に乗れなくなって、本当に調子が落ちて、そのままレースもうまく走れなくなってしまいました。今、夏休みでもう1回作り直しているところなので、あまり今シーズンいいイメージはついていないですが、これからどうできるのかという感じですね」

――インカレに向けて何か力を入れて個人で取り組んできた部分、またはチームで取り組んできた部分は何かございますか。
 「個人的にはさっきも言った通り授業で全然乗れていなくて、期間前のテストの週から乗り始めました。そこで春にレース積んだ時よりも距離は乗れているので、これからそれを上げていって、どれぐらい上げられるかという感じです。なので、個人的には今までインカレに対して努力できてきたというよりは、これからどう努力できるかという感じの方が大きいです」

――今年度のチームのロード班の雰囲気はいかがですか。
 「例年、結構ロード班としてはいい雰囲気を最後まで保ったまま1年通していられていると思っています。今年もそんな感じで、多少個人間のトラブルはありつつも、全体的な雰囲気としてはいい雰囲気でやれていると思います」

ーーチームや個人で行なっているルーティンや験担ぎはございますか。
 「個人としては、レースが始まる3時間くらい前から2時間くらい前にかけてお腹にものを詰めていってます。レース中にお腹が空くよりもレース前にお腹がいっぱいの方がいい結果が返ってくるので、気持ち悪くても吐きそうになっても、お腹に食べ物詰めるということを意識しています。それでレース前にいつもやっているアップのメニューをやって、いい足の状態でレースに臨めるようにしています」

――インカレロードへ向けた意気込みをお願いします。
 「まず、明治大学として優勝できるように、そして僕としても主将(村上裕二郎・営4=松山工)を優勝させることができるような動きを心がけて、頑張って走っていきたいなと思います」

林原聖真(法3=倉吉東)
―ー今シーズンここまでを振り返って、どのような印象がありますか。
 「今シーズンは競技力の向上をとても感じています。それは肉体的な要素だけでなく、レースの組み立て方などの競技の理解の要素も含んでいて、その結果今シーズンは全日本学生個人ロードレースを始め、いくつか結果を残すことができました。よい循環に入り、自転車自体を楽しめています」

――インカレを控えた今の心境をお聞かせください。
 「今年は去年に比べて、インカレに懸ける思いは強くありません。しかしそれは全て悪いこととは思っておらず、むしろ必要以上に気負うこともなくリラックスして走れるのではないかと思っています。失敗することへの恐怖もないので本来の力を発揮できる気がします」

――現在、強化している部分はございますか。
 「現在はフランス遠征中で多くのレースに出場しているので、高強度の耐性が向上しています」

ーーチームとして注目してほしいポイントはありますか。
 「特に注目して欲しいポイントは主将であり、大エースである裕二郎さんの勝負強さです。最後は裕二郎さん任せになると思うので、要注目です」

ーーインカレへの意気込みをお聞かせください。
 「明治大学の勝利に少しでも貢献できるよう最善を尽くします」

――2選手とも、ありがとうございました

[菅波陸哉、長崎昇太]