
最終Qで巻き返しを許し1点差の惜敗/関東大学女子2部リーグAブロック
昨年度2部リーグAブロック3位の桐蔭横浜大との一戦。第1Qでリードしたものの、第2Qでその差を詰められ、後半はシーソーゲームに。最後の1秒まで行方の分からない試合で相手の背中は捉えていたものの、わずか1点差での惜敗となった。
◆9・4~10・27 第74回関東大学女子2部リーグAブロック(東町スポーツセンター他)
▼9・11 対桐蔭横浜大戦(順大さくらキャンパス)
明大57{16-9、14-17、22-18、5-14}58桐蔭横浜大〇
スターターは、PG新林未悠主将(理工4=湯沢翔北)、PF山本涼菜(文4=浜松開誠館)、CF後藤葉の佳(理工3=鵠沼)、SF神山南帆(文3=白鴎大足利)、PG萩原加奈(文2=浜松開誠館)。
リーグ戦第4節の相手は、昨年度2部Aリーグ3位の桐蔭横浜大。前半は明大の攻撃力が光った。第1Qでは、「出だしからいつもより自分たちのバスケができてて、相手のやりたいことをやらせてなかった」(飯田苺・文1=土浦日大)と振り返るように、相手の得意とする3Pシュートを打たせず、レイアップなどで着実に得点を重ね、16ー9と7点のリード。しかし、第2Qが始まるとすぐ、相手は2連続3Pシュートで勢いつき、一気に1点差まで詰められた。
後半戦では、1点差からのスタートとなったが切り替えて臨み、後藤の3Pシュートを中心に得点を重ね、点差を再び8点にまで広げる。しかし、最終Qでは相手の気迫あふれるディフェンスにスキを突かれターンオーバーを許し、シュート数が減っていく明大。点差を詰められ、そこからはシーソーゲームに。最後の6秒間、1点ビハインドで相手にボールを取られたままになり、あと少しのところで今リーグ戦初白星を逃す結果となった。
1点差というわずかな差で勝利を逃し、リーグ戦4連敗となってしまった明大。次戦は1週間以上空くため、切り替えて臨みたいところ。しかし、今年度から2部Aリーグに来たチャレンジャーとして、ここまで戦えたということは必ず糧になるに違いない。
[中川美怜]
試合後のコメント
後藤
――今日の試合を振り返ってみていかがでしたか。
「今日は上位の相手で、留学生がいない分、リバウンドを徹底して頑張ろうと話していたんですけど、オフェンスリバウンドを結構取られて、セカンドシュートを打たれてしまいました。2本目、3本目を打たせてしまって決められたので、そこを防げたら失点が抑えられたなと思います」
――次の日女体大戦に向けてどのようにしていきたいですか。
「1週間以上空くので対策していきたいのと、イージーシュートをしっかり決め切りたいです。相手は留学生はいないけど大きくて速いチームなので、ルーズボールやリバウンドを徹底していきたいです」
飯田
――いつもよりプレータイムが長めでしたが、そのことについてはどう感じていますか。
「ケガから復帰して少しずつプレータイムが伸びてきてるんですけど、その時間の中で自分ができることをしようと思っています」
――次戦への意気込みをお願いします。
「次は会場も巻き込むほどの声が大きいチームなのでその勢いに負けないように、自分たちらしさ、明治らしさを出していきたいです」
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