
秋季リーグ2戦目 国士大に勝利し開幕2連勝!/秋季関東大学1部リーグ戦
秋季関東大学1部リーグ戦(秋季リーグ戦)2戦目は今季より1部リーグに昇格した国士大と対戦した。第1セットを先取し好調なスタートを切るも、第2セットでOH岡本知也主将(政経4=五所川原工)のケガによるアクシデントが発生。第3セットを献上してしまうがチームで立て直し、3-1で見事開幕2連勝を飾った。
◆9・7~10・27 秋季関東大学1部リーグ戦(順大さくらキャンパス第3体育館他)
▼9・8 対国士大戦(船橋アリーナ)
〇明大3{25-21、28-26、21-25、25-21}1国士大
〈スターティングメンバー〉(ローテーション順)
S近藤蘭丸(文3=東福岡)、OH佐々木駿(商3=土浦日大)、MB金田晃太朗(政経4=駿台学園)、OP坂本雄大(政経4=市立尼崎)OH岡本知也主将(政経4=五所川原工)、MB黒澤孝太(政経3=明大中野) 、Li前嶋悠仁(法3=日本航空)
前日に日大戦でストレート勝利を果たした明大。秋季リーグ2戦目は、今季から1部リーグに復帰した国士大と対戦した。第1セットは、佐々木を中心にスパイクで順調に点を重ねていく。21-14と点差を付けリードするも、国士大の攻撃に押され4連続得点を許してしまう。しかし、明大も最後まで国士大に得点を越されることなく、セットの主導権を譲らぬままこのセットを先取。第1セットを奪い、好スタートを切った。続く第2セット、序盤は国士大のブロックに阻まれ、苦しい展開となった。「ブロックのいいチーム。これは一本で決まるものも決まらないなと思った」(佐々木)。第2セット中盤には、岡本のケガによるアクシデントが発生。山田美雄(政経3=東福岡)が岡本に代わりコートに入った。「知也さんがいつ戻ってくるか分からない状況で厳しいかなと思ったが、山田が途中出場で頑張ってくれた」(佐々木)。ハプニングにも対応し、プレーを続けた明大。デュースまで持ち込まれるも、最後は山田、黒澤、近藤の三枚ブロックが成功し、28-26で第2セットも奪取した。
このままの勢いでつかみたい第3セット。序盤から国士大に大きくリードを許してしまう。しかし、第2セットに続いて山田が奮闘。サービスエースも決め、チームを盛り上げた。「自分が抜けてからどうなるか不安だったが、代わりに入ってくれた山田や黒澤が盛り上げてくれた」(岡本)。離された点差を縮め、同点まで追い付く。だが、またも国士大のブロックに阻まれ、思うような攻撃ができない。ここで、岡本がコートに戻り、会場からは拍手が起こった。互いに譲らず攻防戦が続いたが、点差を巻き返すことができず、第3セットを奪われる。
第4セットは、岡本が活躍を見せチームに貢献。「自分が少し迷惑かけた分、ここはやり切るしかないという思いでなんとか決め切った」(岡本)。ラリーが続く場面も多かったが、明大が粘り強く戦い、得点を重ねた。ブロックでは、岡本、黒澤らが活躍。見事25-21でセットを奪い、3-1で2連勝を遂げた。
今試合ではハプニングもあった中、うまく対応し勝利をつかんだ。開幕2連勝の勢いそのままに、目標の秋季リーグ戦優勝を目指す。
[坂内咲月]
試合後のコメント
岡本
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「1セット目は特にフローターサーブ陣の効果を出せて、作戦通りブロックの位置を対応できて自分たちの思うようにブロックでかけて攻撃につなげていけました。4セット目の競る展開の中で自分たちのやるべきことをできたので、勝ち切れたのは良かったかなと思います」
黒澤
――ラリーが続く場面が多かったですが、いかがですか。
「しっかり相手が切り返してきた時もワンチ(ワンタッチ)取って切り返すことができたので、粘って取れたことが勝ちにつながったかなと思います」
近藤
――秋季リーグ戦への意気込みをお願いします。
「今週から始まって2連勝できたのは良かったんですけど、ここからまた強いチームと当たっていくので、今みたいな完成度でいくと絶対勝てないと思うので、一本一本練習からこだわってまた来週に臨みたいと思います」
佐々木
――東日本大学選手権から強化したことはありますか。
「ブロックアンドレシーブです。やっぱりブロックが一番重要なのかなと思います。今日の国士大の左利きの子も自分はあまり止められなかったですが、キャプテンが終盤何本もシャットアウトしてブロックやっていて、その成果が身に付いたかなと思います」
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