
秋リーグ開幕戦 日体大に快勝 3冠へ向け好スタート/エイワ杯関東大学リーグ戦
秩父宮杯関東大学選手権(春リーグ)で優勝を果たした明大。3冠という大きな目標に向け、一つも落とすことのできないエイワ杯関東大学リーグ戦(秋リーグ)が開幕した。初戦の相手は日体大。2人の1年生が公式戦初ゴールを決めるなど、9得点し快勝。秋リーグ優勝に向け、弾みがつく開幕戦となった。
◆9・8〜12・1エイワ杯関東大学リーグ戦(ダイドードリンコアイスアリーナ他)
▼9・8 対日体大戦(東大和スケートセンター)
○明大9{2—0、2—0、5—1}1日体大
秋リーグ初戦の相手は日体大。8月末に行われた大学交流戦苫小牧大会では10—1で快勝しており、今試合も相手を寄せつけなかった。試合開始直後こそ攻め込まれる時間もあったが、G K渡邊周(文4=武修館)を中心にゴールを守っていく。均衡が破れたのは第1P8分53秒。F W 井口藍仁(商3=埼玉栄)がゴールネットを揺らし、先制点を獲得した。そして、その4分後にはF W 城野友咲(政経1=駒大苫小牧)が華麗に相手陣地に攻め込み、公式戦初ゴール。試合の流れをつかみ取ることに成功した。
第2P は序盤からアタッキングゾーンでのプレーが続く。その中で、FW佐々木清吉(政経2=八戸工大一)と井口がそれぞれゴールを決め、4点差とした。圧巻だったのは第3P 。序盤にパワープレーから失点してしまい、流れが相手に傾くかと思われたが、8分F W 天明海太(商1=北海道清水)の公式戦初ゴールをきっかけに5得点。「めちゃくちゃ良かったというわけではなかったが、いい流れで試合ができたかなと思う」(大竹広記主将・営4=白樺学園)。大事な開幕戦を9―1と快勝で飾ることができた。
夏に行われた合宿や交流戦では、改善点が多く見つかったという。大竹は「課題を秋リーグやインカレにつなげていきたい。3冠できるチームはもう明大しかない」と、春リーグの王者としての矜持(きょうじ)と3冠への思いを口にした。秋リーグ制覇に向け、好スタートとなった明大。二つ目の挑戦が幕を開けた。
[安田賢司]
試合後のコメント
大竹
——チームの雰囲気はいかがですか。
「自分も1年生から4年生まで仲良くいこうという感じでいるので、比較的いい雰囲気でできているかなと思います」
——個人の目標とチームの目標をそれぞれお願いします。
「自分は、チームの勝利を最優先に行動したいと思っています。個人というよりチームを勝たせたいというのが一番なので、秋リーグもインカレも勝って3冠したいと思います」
城野
——公式戦初ゴールを振り返っていかがですか。
「春の公式戦では決めることができなかったので、どんどんシュートを打っていこうと思っていました。今回はちょうどいいところに3年生の阿部さん(D F 颯・法3=釧路江南)からいいパスをもらったので、自分で決めに行こうという気持ちで打ちました」
——今後の目標や意気込みをお願いします。
「まずは秋リーグを優勝して全日本選手権に出場し、最終的にはインカレで3冠を達成することです。個人としては、U-20の代表に選ばれて世界と戦うことを目標としてやっていきたいと思います」
天明
——公式戦初ゴールを振り返っていかがですか。
「春はケガもあり、公式戦でまだ決めることができていなかったので、今回はゴールへの執着心を意識して向かっていきました。岸本さん(F W 航太・政経2=白樺学園)からいいリバウンドが来て、あとは押し込むだけだったので、決めることができてよかったです」
——今後の目標や意気込みをお願いします。
「毎試合点数を取って、秋リーグやインカレ優勝に貢献していきたいです」
関連記事
RELATED ENTRIES