高さと速攻に苦戦 リーグ戦2戦目勝利ならず/関東大学女子2部リーグAブロック

 リーグ戦2戦目の相手は、昨年度1部所属の山梨学大。立ち上がりから効率よく得点を重ね、第1Qは7点リードでスタートする。しかし苦しんだのは第2Q。高さのある留学生相手にインサイドで攻めあぐね、3Pシュートは精彩を欠いた。後半に入ってからも流れを変えられず、今リーグ初勝利とはならなかった。

◆9・4~10・27 第74回関東大学女子2部リーグAブロック(東町スポーツセンター他)
▼9・7 対山梨学大戦(日女体大)
明大65{24-17、8-23、12-25、21-20}85山梨学大〇

 スターターは、PG新林未悠主将(理工4=湯沢翔北)、PG萩原加奈(文2=浜松開誠館)、CF後藤葉の佳(理工3=鵠沼)、SF神山南帆(文3=白鴎大足利)、PF山本涼菜(文4=浜松開誠館)。

 2部Aリーグに昇格し、力のあるチームとの対戦が続いている。今試合は留学生の2人を擁する山梨学大との一戦。高さを警戒しながら外中心に組み立てたい明大は、第1Qから理想的な展開を見せた。萩原、神山を中心にドライブを仕掛け、格上相手にゴール下を支配する。しかし第2Qに入ると、相手の高さを生かしたオフェンスリバウンドに圧倒された。第1Qのリードをまくられる、厳しい展開に。

 なんとか打開したい後半だったが、トラベリングやバスケットカウントを重ねてしまい点差が開く。留学生がオフコートの間も、速攻に切り替わった相手のボール運びに苦戦。明大も、この試合試投数33本とハイペースで3Pシュートを展開するが、成功率は約20%ともうひと伸び足りなかった。第4Qはインサイドで互角に競るが点差は縮められず敗戦。対策を迫られる一戦となった。

 初勝利とはならなかったが、リバウンド争いで奮闘した山本、チームハイの16得点を記録した萩原など、2部Aリーグで戦う力は備わっている。粘り強いディフェンスを続けながらシュートの精度を上げ、次戦以降に臨みたい。

[橋本太陽]