決定力欠けるも野口・酒井組ベスト8達成/関東学生新進選手権

1999.01.01
 オフ明け最初の公式戦となった本大会。延べ18人という昨年度よりも多くの選手が予選を勝ち上がり本戦出場を果たしたもののあまり成績は振るわなかった。

 そんな中、ダブルスベスト8進出を果たしたのが野口・酒井組。公式戦で思うように結果を得られずにいたこのペアが大きな成長を見せた。大会4日目、目標であったダブルスベスト8進出を果たした彼らはさらなる戦いに臨んだ。

 1セット目から1ゲームごとに激しい接戦が繰り広げられる。1セット目をタイブレークまで持ち込むも6-7で落とし2セット目に突入した。2セット目、1ゲームごとにデュースを繰り返し自分たちの流れを作ろうとするも決定力に欠ける。そのまま相手に押し切られ敗退に終わったが、彼らにとってベスト8という成績は確かな自信となった。

 本大会、野口・酒井組に限らず本戦に出場した選手それぞれが一進一退の攻防を繰り広げ奮闘した。しかし、決定力に欠け、力を出し切れずに終わった。

 今季、1部昇格に向け戦力の底上げを目標に掲げている本学。本大会では接戦の中での決定力不足という新たな課題が見えた。「試合に近い緊張感の中で練習することで課題を克服していきたい」(長島主将)。今季再び1部昇格に挑む本学の活躍から目が離せない。