インカレへ確かな手ごたえ/秋季関東学生選手権
先日行われた六大学戦では、実力を発揮できずに3位に終わった本学。この大会はインカレ前の最後のレースで、少しでも強豪と競り合いたいところだった。スナイプ級では強豪の日大・早大に続く3位と健闘。しかし470級では最終レースで逆転され5位に順位を落とし、総合4位で幕を閉じた。
今大会ではスナイプ級の活躍が目立った。予選からいい走りを見せていた近藤(政経3)・村濱(法2)ペアが決勝でも結果を残し、決勝2日目に行われたレースすべてで1位か2位という好成績。3日目の最終レースでも、後続をぐんぐん引き離し1位でフィニッシュする。「大会ごとに自信が付いて精神的に強くなった」(近藤)。
中田主将(法4)・山口(政経2)ペアも、最終レースでは6位と奮闘する。「初めは不利な位置だったが、クルーを信じて走ったことで順位を上げられた」(中田主将)。故障などの関係で六大学戦直前に組まれたペアではあるが、2人の信頼関係から生まれた結果だ。今まで以上に密にコミュニケーションを取り合ってより信頼しあえれば、次のレースでもさらに上位も狙えるだろう。
11月に琵琶湖で行われるインカレでは、「各クラス3位以内に入り、総合優勝する」(中田主将)。そのためには好調を維持している近藤・村濱ペアだけではなく、ほかのペアもさらなる奮起が必要だ。インカレで引退する4年生のためにも、昨年届かなかった栄光を手に入れたい。
関連記事
RELATED ENTRIES