
自覚を持って臨めた強化練習/強化練習
5日間の日程で、体力づくりを目的として行われた強化練習。前日に引継ぎ式を終えて臨んだ4日目は、基本の見直しから稽古が始まった。2年生は準幹部として、1年生は1カ月後に先輩となる立場として、それぞれが自覚を持ち稽古に励んだ。
副将の高橋(情コミ3)を中心に入念に準備体操をする部員たち。「ストレッチも適当ではなく、目的を持ってやることでより体が柔らかくなっていく」(高橋)。普段おろそかになりがちだった準備体操に、今日は30分程の時間を割きしっかりと基本を見直した。
その後、剣や杖を使い1年生にとって初めてとなる技をグループごとに確認しあった。上級生が1年生に丁寧に技を教え、上級生はどう指導していくか。また、1年生は普段とは違う稽古に、新しい合気道の楽しさや技の広がりを感じることのできた有意義な時間となった。
「先輩をしっかりと見て、今の期間を大切にしたい。先輩に認めてもらえるようにする」(柳橋・文2)と、稽古を通して下級生の意識は一段と増してきている。強化練習は今後につながる、実りある期間となった。
合気道メモ~剣と杖~◎
合気道は体術だけでなく、短い棒を使う剣術(写真参照)と長い棒を使う杖術の2種類がある。武器を取ってからの技の掛け合いは審査対象ではないため、体術メインで稽古を行う大学が多い。だが本学は三つの術をやっていくことで、段を取得した後に自己の鍛錬として、自分の好きな術をより突き詰められるようにしている。こうした環境が、より合気道の楽しさを増させ、技の広がりも持たせている。
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