昨年に続き新人戦で惜敗/関東学生新人競技大会

2013.09.18
 東京競馬場から会場が変更され、JRA馬事公苑で行われた今大会。本学からは普段は大会に出場することのない選手たちがレギュラー定着を狙い7名が出場し、中障害という120cmレベルの高さの障害を飛ぶ競技で競った。

 他大がミスも少なく早いタイムでゴールに戻ってくる中、本学も勢いのある走行を見せるが、大事なところで障害を落としてしまうなど小さなミスが目立った。「落とさなくていいところで障害を落としてしまったところが敗因」と長田監督も厳しい表情を見せた。

 そして減点0の選手が複数いる場合に行われる優勝決定戦・ジャンプオフに本学から5人が出場するも、今ひとつタイムが伸びず団体2位、個人では最高4位という結果に終わった。昨年同様、日大に団体優勝を持っていかれるという結果に「団体優勝を狙っていただけに悔しい」(荒木)と選手たちも悔しさをにじませた。

 3月下旬に行われる第61回東京六大学馬術大会では28連覇が懸かっている上、6月には現在17連覇中の関東インカレも控えている。悔しさをばねにし、今後の選手たちの巻き返しに期待したい。

 続いて大会3日目に行われたOB戦では、明大の馬術部OBとして、長田稔監督も出場。久しぶりの障害競技に本調子とはいかなかったようだが、「馬に騎乗し実際に競技に出場したことで馬の欠点などが見え、いい機会になった」と今後の馬の調整に手応えを感じていた。