元1部校を撃破!見えてきた入替戦/関東大学リーグ戦
〈法大戦〉
昨年の春季入替戦で悔しい負けを喫した明治。「絶対に負けたくない」(橘田・政経4)と選手たちは強い想いを抱いてゲームに臨んだ。
1セット目、序盤から法大の強烈なスパイクで点差を離され、なかなか追いつくことができなかった。「気負いすぎていたかもしれない」(宮島主将・法4)。3分のセット間で気持ちを落ち着かせた明治。ここから猛攻が始まった。2セット目は橘田の気合のサーブ、大野(政経4)のクイック攻撃で、一気に相手との差を広げ、法大を全く寄せ付けないゲーム運び。3セット目も2セット目に引き続き、終始本学のペースは崩れることはなかった。そして4セット目でも安定した点差を保ちながら優勢にゲームを進めた。だが、終盤から法大が元1部リーグ校の意地を見せ、点差はじわじわと縮まる。しかし、明治は最後まで落ち着いた粘りのバレーでしのぎ、見事法大に雪辱を果たした。
〈駒大戦〉
昨日の法大戦に引き続き、明治は元1部リーグ校の駒大をストレートで破った。
ゲームは序盤から明治ペースだった。力強いサーブで相手のレシーブのミスを誘えば、鋭いスパイクやブロックが面白いように決まり、あっという間に相手を突き放す。一方の駒大はケガなどにより、主力を欠いた状態でイージーミスも多かった。そんな対称的な2チームの結果は歴然だった。
1部リーグ校を相手に2連勝し、1部昇格への道が見えてきた。「これからも1戦1戦を大事に戦っていきたい。頑張ります!!!」(宮島主将)。今年のチームなら、必ず1部昇格を実現できるはずだ。今後も目が離せない。
~次週対戦カード~
▽10・21 専大戦 第2試合 場所:亜大体育館
▽10・22 未定 第4試合 場所:亜大体育館
まずは予選最後の1戦となる専大戦。地力では明治が勝るものの、決して油断はできない。今春では格下にもかかわらず、まさかの2連敗で入替戦出場を逃したことから選手たちに苦手意識がないとも言い切れない。専大の力強いサーブに対して、リベロの日隈(政経3)を中心としたレシーバーが確実にカットできるかが勝負のカギを握る。
また既に予選1位通過が確定した明治。しかし、本学にとってはむしろここからが本当の戦いといえる。近年、上位リーグ戦では予選リーグ戦を越える戦いが繰り広げられており、それよって激しい順位変動なされている。昨秋では予選リーグ戦終了時4位だった中央学大が上位リーグで勝ち進み、入替戦の切符を手に入れたという事実もある。実力以上に気持ちの差も勝負に影響する上位リーグ戦。明治は全勝優勝し、入替戦出場を狙う。
※第1試合は10時からです。
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