つかんだリーグ戦初勝利! 筑波大との接戦制す/関東大学1部リーグ戦

 関東大学1部リーグ戦(以下、リーグ戦)2戦目の相手は筑波大。序盤から両者一歩も譲らず第3Q終了時点で同点に。第4Q序盤に途中交代から入ったPF塚田大聖(政経2=土浦日大)の3Pシュートでリードすると、そこから一度も逆転を許さず逃げ切り、リーグ戦初勝利をつかんだ。

◆8・24~11・3 第100回関東大学1部リーグ戦(白鴎大大行寺キャンパス他)
▼8・25対筑波大戦(白鴎大大行寺キャンパス)
〇明大60{20-20、11-14、15-12、14-6}52筑波大

 スターターは、PG平松克樹(情コミ4=福岡大大濠)、SG針間大知(情コミ3=福岡大大濠)、SG武藤俊太朗(政経2=開志国際)、PF小河原幹太(営4=八千代松陰)、PF伊藤治輝(政経4=桐光学園)

 昨季のリーグ戦ではオーバータイムまで持ち込むも2戦2敗と苦戦を強いられた筑波大戦。今試合も序盤から一進一退の攻防が続いた。針間のスティールから同点に追い付き第1Qを終える。第2Qには武藤の3Pシュートなども決まるが、前半を31―34と3点ビハインドで前半を折り返す。後半に入っても互いの意地がぶつかり合うシーソーゲームが続いた。2点リードで迎えた第3Q終了間際。筑波大にフリースローを2本決められ46―46に。試合は振り出しに戻り、勝敗は第4Qに託された。勝負を分けたのは途中交代から入った塚田の3Pシュート。また「自分たちのゾーンディフェンスがはまった」(武藤)と筑波大のオフェンスを抑え込んだ。終盤には、針間のミドルポストからのシュートで突き放し、60―52で接戦をモノにした。

 この試合のキーマンとなったのは針間だ。第2Qでのブザービートを含むチームトップタイの14得点。「オフェンス以上に活躍が目に見えないくさいところのプレーを意識していて今日はよくできた」(針間)と、リバウンドやスティールなどディフェンス面での動きも光った。攻守に大きく躍動し、チームに勝利を呼び込んだ。

 タフな試合を制し、つかんだリーグ戦初勝利。「相手の流れのときに我慢してディフェンスから明治らしいバスケにつなげられた」(武藤)と手応えを口にした。まだリーグ戦は始まったばかり。昨年の雪辱を晴らし、ここから勝利を積み重ねていきたい。

[早坂春佑]

試合後のコメント
針間
――試合を振り返っていかがですか。
 「大事なところで決められたのは良かったと思うのですが、もっと3Pシュートを決められるところはあったので次の試合に向けて修正していきたいと思います」

――どのようなことを意識して今試合に臨まれましたか。
 「今日は越田大翔(政経4=仙台大明成)の代わりに自分がやるしかないと思っていたので、 時間がなくてもシュートを打ち切ることを意識して試合に臨みました」

武藤
――今日の試合を振り返っていかがですか。
 「昨日の負けが気持ち的にくるものがあったので今日は何としても勝とうという気持ちで試合に臨みました。我慢の時間が長く続いていましたが、チーム全員で切り替えて勝てたと思います」

――次戦の意気込みをお願いします。
 「白鴎大には、去年大差で負けてしまっているので、今日勝った流れのまま明治らしいバスケをしたいと思います」