
山元、全日本で3位/日本短水路選手権
中村礼子選手(東京SC)や中西悠子選手(枚方SS)らが世界新記録を出し会場を沸かせた1日目。明治としてもOBを合わせ3人が表彰台に上るなど健闘を見せた。
200m自由形では山元が予選から3秒ほど早いタイムで3位入賞を果たした。スタートから好調な泳ぎを見せた山元は、誰が優勝してもわからない接戦の末、わずかなタッチの差での勝利。「意地でも取りたいと思った。ベストが出てかなり満足。短水路は苦手な中でこれだけ良い結果が残せたわけだから4月の長水路ではいいタイムが出せると思う」と満面の笑みを見せた。
一方、3連覇を目指した伊藤は惜しくも佐藤(日大)に敗れて2位。「2月上旬の東京都選手権の100m自由形で伊藤選手に負けてから悔しい思いをしたので今回まず50mで勝てて良かった」(佐藤)。今回は熱いライバル心を燃やした佐藤に分配が上がった。伊藤はレース終了後、結果を確認しその悔しさに硬直し、無言でプールを去った後姿に無念さが現れていた。
山元らが表彰台に上った一方、決勝に残った人数が昨年に比べて大幅に減ってしまった。明日は今日より多く決勝に残り、盛り上がりを見せてほしい。
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