インカレ直前特集2024(3)トラック班インタビュー!/小泉・小久保・吉田編

2024.08.22

 いよいよ全日本大学対抗選手権(インカレ)が始まる。昨年度、明大は目標としていた男子総合3位を達成。今年度は、大学自転車競技界の頂きへ。明大自転車部の活躍に期待したい。

 第3回はトラック班3年生3選手のインタビュー記事です。大会に向けての意気込みを語っていただきました。(取材は8月10日に行ったものです)

小泉響貴(政経3=浦和北)
――今シーズンここまでを振り返ってみていかがですか。
 「RCS(ロードレースカップシリーズ)から始まって、今年は取りたいタイトルをしっかり取ることができています。周りの選手もみんな強くて、一緒に練習をして刺激をもらいながら、毎回レースに挑むことができています。結構自信を持って走ることができて、そういう面では去年よりすごく明治大学が進化しています」

――インカレに向けた取り組みを教えてください。
 「自分はトラック班にも属していて、去年のマディソン3位、団抜き(チームパーシュート)4位という結果以上を今年は求めています。マディソンはしっかり優勝を狙って、団体種目も去年よりも足もそろっていてタイムも上がってきているので、そこはあんまり心配ないかなと思っているんですけど。去年ロードが100キロ弱で自分は降りてしまったので、今年は最後までしっかり仕事できるように頑張ろうと思っています。ロードを去年以上に乗るようにしています」

――注目してほしい部分はどこですか。
 「インカレ前に急遽(きゅうきょ)メンバー変更があるなど、なかなか思うようにいかなかいこともあったんですけど、去年インカレ(男子)総合3位で個人戦で2位だったので、今年のインカレではしっかり優勝をしようと思って練習をしているので、マディソンをメインで頑張ろうかなと思っています」

――不安要素はございますか。
 「ペアが急遽変わったっていうのが唯一不安なぐらいで、個人戦まではうまく練習もできているので、インカレで出し切るだけかなと思っています。マディソンのペアがこの前変わってしまって、そのペアで合宿で落車してしまったこと(が不安な)くらいです」

――意気込みをお願いします。
 「自分はトラック種目3種目出るんですけど、その3種目で全部表彰台っていうのと、 ロードは去年以上のアシストをして、明治大学に貢献できたらなと思っています」

小久保瑠惟(経営3=北桑田)
――今シーズンここまでを振り返ってみていかがですか。
 「東日本インカレ(東日本学生選手権トラック)までは順調で優勝はできたのですが、個人戦(全日本学生選手権トラック)のスクラッチで優勝することが大きな目標だったので、それを達成できなかったのがちょっと悔しいというのがここまでの印象です」

――チームパーシュートの目標を教えてください。
 「表彰台目標で頑張ります」

――チームパーシュートは4年生の先輩と一緒に走る最後の機会になります。
 「去年この種目は出られず、今回初めてインカレで一緒に走ることになるので、楽しみたいなと思います」

――インカレに向けてどのような練習や取り組みをされていますか。
 「とりあえず今は基礎を固める感じで、とにかく量を意識して練習しています。来週くらいからバンク(本番の場所)で走るので、そこら辺から質や強度を意識していこうかなと思います。今はベースって感じです」

――注目してほしい部分はどこですか。
 「気合いです」

――インカレに向けた意気込みをお願いします。
 「種目がチームパーシュートだけなので、そこに全集中して、表彰台に乗ることだけを考えて行動したいと思います」

――今後に向けての目標をお願いします。
 「10月の国スポ(国民スポーツ大会)でもインカレと同じパーシュートを走るので、そこで優勝することと、来年の個人戦トラックのスクラッチでは今年勝てなかったリベンジをするという二つが今後の目標って感じです」

――最後に、残された大学生活での目標や将来に向けた目標などがあれば教えてください。
 「自分はプロ選手になるつもりは今のところなくて、来年で競技人生最後だと思っているので、悔いのないようにしたいなと思います」

吉田唯斗(政経3=学法石川)
 ――今シーズンここまでを振り返ってみていかがですか。
 「自分が想像してたよりはすごく順調にいってるなって感じがあって。個人戦で優勝できたのがすごく大きいです。そのままインカレもいってくれたらなって感じです」

――自信のほどはいかがですか。
 「あります。可能性は大きいと」

――ケイリンでの目標を教えてください。
 「3位以内、メダル獲得を目指します」

――目標に向けてしていることを具体的に教えてください。
 「ダッシュ力と持久力が自分の弱点だというのを、前回の7月の大会(全日本学生選手権)で知ることができたのでそこを強化してきていました」

――タンデムでの目標を教えてください。
 「もちろん優勝を目指します」

――東日本インカレではタンデムで優勝されましたが、そこから今までで力を入れてきたことは何ですか。
 「お互いのコミュニケーションというか、絆がより深まった感じがあって。2人でお話しする機会が増えて、そこでお互いの信頼関係がすごく築けてきたと思います」

――チームスプリントの目標を教えてください。
 「昨年3位になってメダルを取れたので、去年より早いタイムを出して今年もメダルを取りたいです」

――チームスプリントでは最年長ですが、どのような取り組みをしていますか。
 「みんなの指揮を高めるように声掛けて。自分が3年生で最年長なので、背中で強さを見せていきたいなって。たくましい、頼もしいリーダーであれるように頑張ります」

――注目してほしい部分はどこですか。
 「なんだろう、気合。そうっすね、気持ちのある走りです」

――現在のコンディションはいかがですか。
 「先週、福島県泉崎村で合宿4日間しっかり追い込んできたので、しっかりインカレに向けて上がってると思います」

――インカレに向けてどのような取り組みをされましたか。
 「今年から練習前と練習後に円陣組んで掛け声するというのがルーティンっていうか、取り組みっていう感じです」

――最後に意気込みをお願いします。
 「来てくださる家族やチームメート、支えてくれるチームメンバー、監督さん、コーチに今までの恩返しできるような結果を残せるように、集大成として頑張っていきたいと思います」

――3選手とも、ありがとうございました!