
ペア紹介 vol.1
近年、徐々に躍進を続ける明大ヨット部。大海原で風、波と会話しながら戦う選手達の素顔に迫り、毎月ペアを紹介していきます。第1回目の今回は470級の築山(政経3)・関澤(政経2)ペアです。
今年からペアを組むスキッパーの築山(政経3)とクルーの関澤(政経2)。昨年からレギュラーの築山は、チームの中心として活躍し、スキッパー(舵取り役)として、今年からメンバー入りした関澤を引っ張っている。高校時代、スキッパーを務めていた関澤は今年2月からクルー(主となる帆を扱う役)を始めたばかり。「動作の面はまだまだ」(築山)と兄貴分の相方は手厳しい。「もっと走らないと駄目」(築山)に「ついていくだけです」(関澤)と答える姿に、ペアとして息のあった部分が垣間見える。
お互いを「(後輩としては)しっかり者」(築山)、「優しい先輩」(関澤)と言いあう二人の息はもうぴったり。チーム全体としても、基本動作に取り組んでいるが、「まずは基礎から」(築山)とペアとしての土台作りに励む日々が続く。そして、いつの日か大学ヨット界に君臨する王者日大に「勝ちたい!」(築山)と豪語。その先にはチームが目指す全日本インカレ制覇がある。「一番下からどんどん這上がって行く」(築山)。自分達を「下っぱペア」と表現する築山・関澤ペアが明治を頂点に導く。
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