インカレ12年ぶり入賞/全日本学生選手権
「この大会のために一年間練習してきた」(斎藤主将・政経4)。昨年9位に終わり惜しくも入賞を逃した本学は、「大学日本一」を目標に掲げ、自分達に厳しい練習を課す。試合結果に固執することなく、課題を見つけ、それを克服することに専念し続ける。だからこそ、最終目標のこの全日本インカレで結果が欲しい。部員の誰もがそう思って挑んだ。
前半の2日間は470級とスナイプ級で結果がはっきりと分かれた。先日の関東インカレで優勝したスナイプ級は「波をうまくつかいきれていない」(斎藤主将)と苦戦し14位と大きく出遅れる一方、470級は「良くない」(築山・政経2)と言いながらも、関東インカレで負けはしたが、4位と好位置につけていた。3日目は前日よりも風があり両種目とも順位を上げて、最終日につなぐ。そして迎えた最終日。470級は順位をキープし5位。しかしスナイプ級は最後まで順位を大きく上げられず10位に終わる。「3艇とも好順位でゴールする」(辻・法4)という形が最後まで見られなかった。結果的には総合5位で13年ぶりの入賞を果たしたが、「うれしさの反面、目標を達成できなかったから…」(辻)と悔しさが残った。
しかし、この1年での成長は大きい。「今年のやり方を工夫して来年以降につなげて欲しい」(辻)。明治の復活劇が始まった。
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