前半好走するもまさかのリタイア/全関東学生ダートトライアル
昨年の同大会で2位という好成績を残した本学。その当時の主力メンバーは卒業してしまったにも関わらず、今年5・22の全関東学生ジムカーナ選手権大会では4位と、部員全員の力の下で上位進出を果たした。前大会で培った自信、さらに「今回は開催前から現地で練習を積んできた」(宮鍋監督)とコース対策も万全にして、本学は今大会に臨んだ。
午前のトライ。序盤から明治の一番手・尾高(政経3)が暫定1位となる好走を見せた。しかし他大の選手が好走を見せる中で、藤村(文3)がスピンするなど2番手以降が続かず、本学は暫定6位で午前の部を終える。
だが午後のトライ。誰もが完走を信じて疑わなかった尾高が走行中にアクシデントを起こす。明治の車体は破損、その後のレースが不可能な状態になってしまう。
これ以上走行できないと落胆するチーム。早々に車を運搬用トラックに収めようとするが、その先走った行動が完全に裏目に出る。パドック(各チームの車両を置く場所)から無許可で車を出した、とのことで、大会本部より失格とみなされたのだ。その後、“Meiji”とロゴの入った鮮やかな紫紺色の自動車は、ダートコース上に現れぬまま、「明治・記録無し」というまさかの結果を残し、今大会は幕を閉じた。
不完全燃焼のまま現地を後にしたチーム。次回の大会は開催地・競技内容は今回と全く同じだ。今回の苦いミス、そして悔しさをバネに次こそは入賞し、リベンジを果たせるか。まだまだ成長過程にある彼らの挑戦は続く。
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