遠い表彰台/全日本学生ジムカーナ選手権

1999.01.01
 今大会こそ入賞を手にすべく、鈴鹿のジムカーナコースへと赴いた本学。20日の予選は本来の安定した走りを見せ、本学は総合6位でこれを突破した。

 21日の本試合1本目。尾高(政経3)、宮崎主将(政経4)、松原(政経4)ら本学の選手全員が、好調な滑り出しを見せた。「なるべく早いうちにタイムを残しておきたかった」(宮鍋監督)との思惑通り、飛び抜けて良いタイムは出なくとも、きちんと結果を残した。

 小雨の降り始めた2本目。尾高、宮崎がうまくゴールまで走り抜くもタイムが伸びない。松原は、序盤から中盤にかけて文句ない走りを見せるが、最終地点で運転を誤って、コースアウトしてしまった。「気合いが入りすぎたかも。最後は空回りしまった」(松原)。結局松原は記録なしとなり、総合9位とまたしても残念な結果になった。

 次大会のフィギュアまで、まだ時間はある。フィギュアはテクニック、すなわち選手の腕こそが重要となる競技だ。「うちはフィギュアには力を入れている」(宮鍋監督)。その時までに、彼らはどれほどの成長を見せてくれるのか。