夏山の経験を力に
2、3年生のみで行われた今回の夏山合宿。去年の北岳から光岳の縦走に、今年は北岳の岩登りと仙丈ヶ岳がプラスされた。歩く距離も2倍近くになったが、期間は去年より3日短い8日間。上級生に合わせた厳しい合宿だった。
「予定通りの時間で行けた。流れは良かった。ただ、2年生の一人が体調を崩し、負荷がかけられなかった」(小久保主将・文3)。夏山合宿の目的は、冬山に向けての体力強化。夏山合宿は2年生の強化が中心だったため、2年生は3年生よりも重い荷物で負荷をかけて登らなければならなかった。「つらかったけど、今後の糧となる力がついた」(北村・理工2)。1年間の中で、最も厳しく、今までの成果が問われる冬山合宿。その冬山合宿へ向けて今回残った課題。それは1、2年生の強化不足。課題を克服するため、「10月は土、日を使い、多くの山へ行こうと考えている」(小久保主将)。厳しい夏山合宿を乗り越えたことを自信にし、これからも体力強化に励む部員達。そして彼らは本番の冬山へと向かっていく。
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