
新入生歓迎コンパ開催 新部員7人入部に決起/明大合気道部新入生歓迎コンパ
5月18日、明大合気道部新入生歓迎コンパが開催された。現役部員とOB・OGや師範が出席し、7人の新入生を温かく迎え入れ、和気あいあいとした歓迎会となった。
OB・OGを交えた交流稽古会を終えた一同は、明大和泉キャンパス食堂にて、歓迎会を執り行った。師範や指導者の先生方のあいさつのあと、新入生の自己紹介が始まった。杉本拓三(法1=明星)は「趣味は稽古です」と高らかに宣言。他の新入生も各々の意気込みを発表し、会場内は拍手に包まれた。その後、師範による乾杯の音頭によって、食事会が始まった。参加者は美酒佳肴(びしゅかこう)をいただき、合気道についての話に花を咲かせた。部員の人数が例年より多く、迎える方にも力が入る。新主将となる安藤遼大主将(情コミ3=横浜翠嵐)は「まずは、新入生たちに辞めたいと一瞬でも思わせたくない」と後輩たちへの思いを見せた。最後は一同が肩を組み、明大校歌を斉唱。雄々しい歌声が会場内に響き渡った。

また、安藤と中村晃誠副将(政経2=所沢西)は5月25日に、日本武道館で行われ全日本演武大会に出場する。同大会は大学生だけでなく、全国各地から合気道家が参加する大規模なものだ。「大人数が同じ畳の上で決められた技をするので、そのなかでも輝けるような演武を見せたい」(安藤)。「いつも稽古していることをそのまま発揮すれば問題ないかなと思う」(中村)と2人とも気合十分の様子だった。新体制に切り替わり、士気昂揚(しきこうよう)した〝チーム安藤〟。今年度も充実した心・技・体から繰り出される演武に注目したい。
[中村慈詠]
以下、部員のコメント
安藤主将
――主将としての1年間の展望を教えてください。
「まずは、新入生たちにやめたいと一瞬でも思わせたくないと思います。またケガをしてほしくないのもあります。武道なのでケガは付き物なのですが、長期にわたって稽古ができなくなるようなケガはさせないように、空気がたるんでたりとか危ないと思ったら声を掛けてケガを防ぎたいです」
中村副将
――後輩の存在はいかがですか。
「期待の星でしかないですね。こうやって1年生の姿を見ると、続けてよかったなと思うし。1年生がちょっとずつ合気道うまくなっていくのを見ると、自分も教えられる存在になっているのかなとか思えるし。いろいろな意味で輝いて見えます」
石山稀美(法1=両国)
――選手としての目標を教えてください。
「綺麗に袴を履いて受け身を取れるようになりたいなって思います」
松本想生(政経1=高岡)
——合気道の楽しいポイントは何ですか。
「相手の動きに合わせて動くのが対話みたいに感じられて面白いなと思います」
亀井心一(法1=近畿大附属和歌山)
——練習の雰囲気はいかがですか。
「真剣にやるところをやりつつも休憩時間は先輩が色々話しかけて来てくださったりして、和気あいあいとメリハリつけてやれています」
山岡千裕(法1=東邦大付属東邦)
――練習の雰囲気はいかがですか。
「すごいみんな話しやすくて人数もすごい多いわけじゃないので全員と話せて、とても優しく(技を)教えてくださってやりやすいです」
石川絢子マネジャー(法1=水城)
――入部のきっかけを教えてください。
「最初は友達に誘われて話だけ聞こうと思って新歓に行きました。そこで自分の中で体育会って良いなって思いが出てきて入部を決めました」
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