結果に明暗くっきり/関東大学リーグ戦

1999.01.01
結果に明暗くっきり/関東大学リーグ戦

<駒大戦>

 「勝たなきゃいけない試合」(佐野(裕)主将・政経4)。1セット目は23―25で駒大が先取。2セット目は持ち前の勢いのある攻めがうまく機能し、25―20で取り返した。3セット目も序盤からシーソーゲームが続くものの、決定力に欠けた本学は19―25でセットを落としてしまう。4セット目。ここでセットを取られたら負けが決定。気持ちを切り替え、積極的に攻め序盤に4点連取、このセットは確実かに思えた。しかし、後半「気が緩んだ」(佐野(裕)主将)。ケアレスミスを連発。追い付かれ22―25。
 セットカウント1―3。今季初黒星は自らが招いたミスによるものだった。「皆がミスに対する追求をして気持ちで勝つことが課題」(市川コーチ)。

<中央学大戦>

 前日、初黒星を喫してしまった本学。「昨日は負けたけど今日からは勝つだけ」(佐野(裕)主将)。
 1セット目。出だしから本学は苦戦する。自らのミスで中央学大に6連続得点を許してしまう。しかし、気持ちを切り替え、反撃開始。スーパーエース・村上(政経4)のスパイクを始め、攻守共にうまく機能し、逆転に成功。25―23で1セット目を先取する。もはや流れに乗った本学は誰にも止められない。2セット目も大差をつけ、25―18で勝利。続く3セット目では序盤「安堵感が出た」(佐野(裕)主将)。気の緩みから点を奪われるが、相手のミスプレーからチャンスメイクに成功し、逆転。25―20で勝利し、ストレート勝ちを収めた。
 「皆調子が良かった」(海野監督)。昨日の敗戦を糧にさらなる躍進を見せた本学は依然2位。この勢いに乗って来週、首位亜大戦に期待が懸かる。

<次の対戦カード>

▽5・14 亜大戦 ▽5・15 上位リーグ戦(駒大体育館)
※上位リーグ戦突入により、5・15の対戦相手は未定です。