もう一つの戦いビーチバレー開幕!/関東大学ビーチバレー選手権

1999.01.01
もう一つの戦いビーチバレー開幕!/関東大学ビーチバレー選手権
 春季リーグ戦が終わった今、明大バレー部の新たな戦いの火ぶたが切って落とされた!!それは、ビーチバレー。バレーボールプレーヤーにとって今、ひそかなブームとなっているのだ。「暇さえあればビーチに行ってる」(佐野裕主将)。明大バレーボール部にもそのブームの波は昨年より、来ていたが、今年はさらに人数が増えた。今や、ルーキー達も真っ黒だ。夏を体いっぱいに感じ、江ノ島が誇る、鵠沼海岸の日本で初めて作られたビーチバレーコートで彼らはボールを追いかけている。

 暇さえあれば鵠沼に行き、ビーチバレーにいそしみ続けた彼らの肌はインドア・バレーボーラーと思えぬほど真っ黒。春季リーグでも目立っていたほどだ。そんな努力も全てはこの日のため。そう、ついに関東インカレが開幕したのだ。

 今大会でベスト8以内に入れば、8月2~3日に行われるぴあカップ2005全日本大学ビーチバレーボール選手権大会出場資格を得られるのだ。本学からは、昨年全日本インカレで4位という結果を残し、今季は関東、全日本共に制圧を狙う明大A(佐野裕主将・松本)、学内予選を突破し、構成された明大B(石川裕・吉田昌)、明大C(橘田・宮島)、明大D(大野・佐藤)は1回戦から怒とうの攻撃を見せ、格の違いを見せつけた。ベスト8中、3チームが明治という強豪ぶりを見せつけた。そして、ベスト8は全日本インカレ(ぴあカップ2005)への出場権を得られる。だが、1校から2チームまでしか出場できない規定のため、明大A(佐野裕主将・松本組)、明大B(石川裕・吉田昌組)が出場権を得た。

 明大A(佐野裕主将・松本組)はインカレ4位の貫禄を見せつけ、インドアバレーで全国1位の名を欲しいままにしている東海大Bに勝利。優勝を決めた。そして、明大B(石川裕・吉田昌組)も昨年のぴあカップ2位の国士大Aに勝利し、3位と大躍進。彼らは確実に強くなっている。「絶対ぴあカップ優勝するよ!!」と、明大A(佐野裕主将・松本組)は口を揃える。トロフィーを抱え、自信満々だ。今大会は明治大学バレーボール陣も応援に駆けつけ、ニュースポーツ、ビーチバレーのとりことなっている。「ビーチって楽しい」(八代・法3)と、マネジャーもとりこになった一人だ。

 ぴあカップ2005全日本大学ビーチバレー選手権大会は8月2~3日にかけて神戸市・須磨海岸で行われる。彼らのもう一つの戦いを目に焼き付けるべく、旅行がてら応援に行こう!!