
圧倒的強さで決勝トーナメント進出 目指すは2年ぶり大学日本一/全日本大学総合選手権・団体の部
大阪府堺市で全日本大学総合選手権・団体の部(団体インカレ)が開幕した。初日と2日目には第1ステージ(予選リーグ)の2試合が行われ、完勝。他校を圧倒し決勝トーナメント進出を決めた。
◆7・4~7 第93回全日本大学総合選手権・団体の部(堺市立大浜体育館)
▼7・4~5 第1ステージ(予選リーグ)
◯明大3―0熊本学園大
◯明大3―0札幌大
初戦、熊本学園大戦で先陣を切ったのは松田歩真(商4=野田学園)。危なげなくストレート勝利を収めチームを勢いづける。続く芝拓人(情コミ1=野田学園)、3番ダブルスも完勝し、1ゲームも落とさずに熊本学園大を下した。
2日目の札幌大戦。手塚崚馬(政経4=明徳義塾)が1番手に起用されたが、試合は予想外の展開に。第1ゲーム、第3ゲームを奪われ1―2とリードされてしまう。追い詰められた手塚だったが、冷静だった。というのも「今大会初の試合で硬くなってしまい、自分のミスが多かった」と自己分析ができていた。そのため、後がない第4ゲームと第5ゲームを取り、見事逆転勝ち。その後は2番・木方圭介(政経1=野田学園)、3番の飯村悠太(商2=野田学園)・木方組が3―0で白星を飾り、難なく首位通過を決めた。
明大はおととし優勝を果たしたものの、昨年度は決勝で愛知工大に敗れ準優勝と悔しい結果に終わった。第1ステージ終了後に行われた決勝トーナメントの抽選では第2シードに位置する明大のブロックに、専大や早大など関東1部のライバル校が集結。険しい山になったが、相手に不足はない。「自分たちが受け身にならず、攻めていく気持ちで試合できれば勝てる」(木方)。日本一の称号を取り戻すべく、試練の3日目を迎える。
[末吉祐貴]
試合後のコメント
手塚
――明日以降に向けて意気込みをお願いします。
「どんな相手でも自分たちらしく頑張れば、それが一番優勝に近づくのかなと思います」
木方
――ダブルスの調子はいかがですか。
「自分がサーブ出す時にコントロールがうまくいってないので、明日に向けて練習して修正していきたいと思います。レシーブからの展開は結構いい感じにできているのでそこは明日もできるように頑張りたいです」
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