
東日本大学選手権 大会後インタビュー①/磯脇侑真、渡邉健
6月25日から28日に富山県で東日本大学選手権(東日本インカレ)が開催された。決勝戦では春季関東大学1部リーグ戦(春リーグ)王者・中大にフルセットの末敗北し、惜しくも準優勝という結果に。今回はたくさんの感動を届けてくれた選手たちにインタビューを行った。第1回は磯脇侑真選手(政経2=東福岡)とスパイク賞を受賞した渡邉健選手(政経2=日本航空)をお届けする。
(この取材は7月1日に行われたものです)
磯脇侑真(政経2=東福岡)
――大会を終えて今の率直な感想を教えてください。
「この大会で初めて1枚リベロになって、キャッチが自分の課題だったんですけど、それが決勝で最後自分の課題であるキャッチでやられちゃって。自分のせいで負けたなっていう感じですね」
――東日本インカレを振り返っていかがですか。
「全体的には、チームとしては初戦は硬さがあったけど、大会重ねるごとに徐々に調子を上げていった感じで、みんなパフォーマンスが上がっていったって感じでしたね」
――スーパーレシーブが何本もありましたが、いかがですか。
「ブロックがしっかりやってくれたから自分もそこにいるっていうか、ブロックのおかげで取れたみたいな感じはあるので、本当にブロックの前の人たちのおかげですね」
――春リーグからの1カ月で一番練習したことは何ですか。
「主にキャッチと2段トスに力を入れてたんですけど、まだキャッチの最後のメンタル面がだめだったなというふうに思います」
――大会を通して自信になったことはありますか。
「ディグは通用すると思ったし、2段トスもそこまで乱れてないなっていう印象だったので、あとはサーブレシーブだけかなって思います」
――コートでよく声が聞こえますが、意識していることはありますか。
「高校からずっと黙ってバレーをやることがなかったので、ずっと常にラリー中もボールが落ちていないときはボールが落ちないように声がけだったり、前の選手との連携のために声を出していたのでそんなに意識はないです」
――春リーグからリベロとしてやってきて、いかがですか。
「自分では点が取れないので。レシーブとかで1本やられてしまったときに取り返すことがどうしてもできないので。だから1本のミスも許されないわけじゃないけど、そういうミスは他の選手よりは少なくしていかないといけないっていうイメージがありますね」
――リベロをフルで務めるのは今大会が初めてだったと思いますが、大会を終えていかがですか。
「やっぱり佐々木(駿・商3=土浦日大)さんの存在が本当にでかいなと思って。春リーグは自分はディグでしか入っていなくて、佐々木さんがキャッチで入ってくれてたんですけど、春リーグはキャッチで崩れる場面ってあんまりなかった印象で、東日本では結構崩れる場面があったので本当にすごいなと思いますね」
――今後の目標を教えてください。
「秋リーグ、全日本インカレどっちも日本一目指せるように頑張ります」
渡邉健(政経2=日本航空)
――大会を終えて今の率直な感想をお願いします。
「この東日本という大きな大会で9年ぶりくらいの準優勝ということで、結構満足感もあれば、決勝でフルセットで負けたっていう悔しさもあり半々くらいです」
――大会全体を振り返っていかがですか。
「初戦から決勝までどんどんチームがよくなっていった大会だなと思って。東海大戦から結構チームが勢いづいた気がして。次の秋リーグも楽しみだなって感じました」
――印象に残っている場面はありますか。
「中央大戦の3セット目ですかね。デュースまでもつれ込んで、そこで1セット取って勢いづいたっていうのが自分たちの成長を感じました」
――スパイク賞受賞についていかがですか。
「自分がスパイク賞取ってもちろんうれしいんですけど、それには1本目のパスだったり、2本目の近藤(蘭丸・文3=東福岡)選手のトスがあってのスパイク賞だと思うので、自分が取ったというよりも、チームが取ってくれた賞でもあるので。大切にしていきたいですね」
――春リーグを終えてから東日本インカレまでに一番練習したことは何ですか。
「ブロックですね。ブロックを止められなかったとしても、ワンタッチボールを取れたりとか、敵が嫌がるようなブロックもできてたのかなって自分でも感じました」
――近藤選手とトスを合わせてきたという印象を受けました。徹底的に練習してきたのでしょうか。
「そうですね。練習時間以外でも自主練とかで、近藤選手が練習やるぞって声をかけてくれたりして。それで、本番であれだけ使えるようになったので、これからもっと磨きをかけていきたいです」
――クイックがよく決まっていましたが、武器にしているところはありますか。
「自分の武器はやっぱり高さもあり、速さもあるクイックだと思っていて。自分はミドルブロッカーとしては低い方なんですけど、速さを武器にしたいのでそこもまた磨きをかけていきたいと思います」
――今後の目標を教えてください。
「秋リーグと全日本インカレで優勝して、また次は個人賞でブロック賞を取りたいなと思います」
――ありがとうございました。
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