五輪選考会に向け、表彰台ラッシュ/東京都選手権2008

1999.01.01
 北京五輪代表選考の日本選手権に向け、唯一の長水路でのレースとなった今大会。1日目の今日は5人が表彰台に上るなど、手ごたえを得た結果となった。
明日もそれぞれ目標のタイムを切れるよう、奮起してほしい。

 「調整せず臨んだが、今回はだいぶ満足いく結果。まだまだトップスイマーにはかなわないと思う。4月の選考会に向けて練習を頑張りたい」。

・上原
「大学に入ってベストが出てなかったので400m個人メドレーでベストが出せて良かった。日本選手権の標準記録はまだ切れていない。冬の泳ぎこみの疲れを抜くように調整して練習していきたい」。

・亀井
「今日は疲れた。冬の練習でかなり泳ぎこんだため。今大会は4月の日本選手権の予行練習みたいなものなので、頑張ってステップアップしていきたい。目標は日本選手権で決勝に残ること。ビリーズブートキャンプを怠らず、隊長の教えを忠実(ちゅうじつ)に守って鍛えていきたい(笑)」。

・伊藤
「合宿をして疲労がたまっている中で自己ベストを出せたということはトレーニングがうまくいっているということ。北京五輪の派遣標準記録も現実になってきた。50mと100m両方で代表権を得ることこそ日本最速だから、明日の100mも頑張りたい」。

・平井伯昌コーチ(東京SC)
(伊藤について)「もう練習を見ていないが、練習の様子を聞いていても今日は力強いいい泳ぎができていた。明日100mも50秒切れるか切れないかくらいかな。記録も伸びてきている。リレーの派遣標準もあるから頑張ってほしい」。