メダルラッシュ!小原が銀、平子が銅/ユニバーシアード

メダルラッシュ!小原が銀、平子が銅/ユニバーシアード
 2年に1度行われる学生界のオリンピック、ユニバーシアード冬季大会。明治からは杉森主将、平子総合主将、小原の3人が日本代表として出場し、その実力を見せつけた。
 大学生ながらすでに日本長距離界を引っ張る平子総合主将は5000mで5位、10000mで銅メダルに輝き、世代トップクラスの力をアピール。今大会日本選手団の主将を務め、2個のメダルを獲得した宮崎前スピード部門主将(今佐人氏・平16営卒・現群馬県スケート連盟)と共に、世界と大きく水を開けられている日本長距離界に光を射し込んだ。さらに、小原は500m・1000m共に日本勢の長島(日大)、中嶋(日体大)に優勝を奪われるも、1000m銀メダルを獲得する活躍で世界スプリント選手権大会日本代表の意地を見せ、今シーズン、ワールドカップ初参戦を果たし成長著しい杉森主将も6位入賞を果たした。
 今大会日本スピードスケート陣は金メダル3個、銀メダル2個、銅メダル3個を獲得する躍進。日本選手団を引っ張ると共に来年2月に迫ったトリノ五輪へも大きな期待を抱かせた。今大会、高橋大輔(関大)、恩田美栄(東海学園大)の男女二人が金メダルを獲得したフィギュアスケートと並び、トリノ五輪ではスピードスケートが日本に大きな旋風を巻き起こしてくれるだろう。