
攻撃陣大爆発 早大に7発快勝/「アミノバイタル®」カップ
アミノ杯の4回戦は早大との一戦。一度は同点弾を許すも、その後も崩れず勝ち越し点を決め、終わってみれば7-1で勝利。5回戦への進出と総理大臣杯の出場を決めた。

試合が動いたのは17分、カウンターから島野がペナルティーアーク付近から鋭いシュートを放ち先制に成功する。島野は「トーナメントで鍵になるのは大胆さというのは監督から言われていて、(そのシーンが)早い時間帯だったので、まずはゴールからという本質から見てやった結果がゴールに繋がったので良かった」とゴールを振り返った。しかし31分右サイドを崩されると、こぼれを決められ同点に。失点直後、11人が集まり話し合う光景が見られた。永田は「明治はハイプレスを掲げていて、その中でポジションのイレギュラーがあったので、そこを修正した」と振り返った。そして再開後最初のプレーで抜け出した中村のパスを林がゴールネットに突き刺し、あっという間の勝ち越し弾。続く36分には、内田のクロスに永田が頭で合わせ今季初ゴールを、さらに43分島野が今試合2得点目を決め前半を4―1で折り返す。

(写真:この試合2ゴールの活躍の島野)
後半も明大のゴールラッシュは止まらない。64分CKから永田が再び頭で合わせ追加点を挙げる。81分には上がってきた内田がボールを受け、素早くシュートを放ち6-1。82分には坂上のスルーパスに反応した中村が落ち着いて流し込み7得点目を挙げた。終始圧倒した明大が7―1で早大を破り5回戦を突破。さらに2大会ぶりとなる総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントへの出場を決めた。

(写真:7得点目を挙げた中村)
3回戦では課題が多く残る試合だったが「いいゲームでした。明治らしいゲームをやろうと話していました。内容どうこうというよりも、明治らしさに矢印が向いたのですごく良かったと思います」(栗田大輔監督)と指揮官も満足の試合であった。準々決勝は神大との一戦。過密日程が続いていくため選手層の厚さがより問われる。紫紺の勇者全員で優勝を狙う。
[竹本琉生]
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