慶応に惜敗、決勝進出ならず/全国大学選手権
9年ぶりの越年を決め、正月の国立に帰ったきた明治。勢いに乗って決勝進出を狙った明治だったが、慶応の魂のタックルの前に敗北。準決勝敗退で上野組のシーズンは終わった。
前半6分に早々と先制点を奪われると、試合は完全に慶応ペースとなった。早い展開からBKラインをことごとく破られ、前半だけで4つのトライを献上。明治のトライは27分の認定トライ一つだけに留まり、終了間際にPGを決めるのがやっと。10-28で前半を折り返した。
前半6分に早々と先制点を奪われると、試合は完全に慶応ペースとなった。早い展開からBKラインをことごとく破られ、前半だけで4つのトライを献上。明治のトライは27分の認定トライ一つだけに留まり、終了間際にPGを決めるのがやっと。10-28で前半を折り返した。
後半は前へ出る姿勢を積極的に見せ、流れは徐々に明治へ。しかし、結局前半の大量失点が響き、27-34でノーサイド。上野組の1年が終わった。
9年ぶりに越年を果たすも、その先の壁は高かった。決勝戦は39年ぶりに早慶決戦。来年こそ、この2校に割って入り、優勝争いを演じてほしい。
~選手コメント~
藤田ヘッドコーチ
「前半受けに回ってしまったのがすべて。後半は良かったのだが、盛り返せなかった」
上野主将(法4)
「藤田さんと同じです。後半はFWにこだわれたが、前半からやっていれば勝てたという感じ。藤田さんが来てから自分のやりたいラグビーができた。藤田さんには本当に感謝している」。
川俣(政経4)
「前半がすべてだった。気持ちが浮いていたような気がする。後半に修正しても苦しかった。来年はもっと練習して借りを返してほしい」。
雨宮(商4)
「試合の入り方が悪かった。がっつり行けば良かったができなかった。後半のあの必死さが最初からあれば、もっと良い戦いができたはず。良い勉強になった。来年はポテンシャルが高いからやってくれるはず」。
松本(法3)
「気持ちでは負けてなかった。細かいところ、特に前半、BKのディフェンスがやられてしまった。個人的には何もできずチームに貢献できなくて残念。4年生に申し訳ない。来年は引っ張っていきたい」。
武田(営2)
「悔しい。前半の入り方で一発目のタックルに気持ちが入っていなかった。前半ポンポンと取られてしまったのが敗因。出れなかった4年生、特に星野(政経4)さんには申し訳ない。出られない4年生のためにも勝ちたかった」。
柳川(法4)
「負けたのは仕方ない。来年は今年の分まで頑張ってほしい」。
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