前半の猛攻も 宿敵早大にあと一歩及ばず/春季オープン戦


 
 春季オープン戦4戦目の相手は宿敵早大。RB#34廣長晃太郎(商4=箕面自由学園)を中心に序盤から果敢に攻め、前半を6点リードで折り返したグリフィンズ。しかし、後半から早大に猛追をかけられ、第4Qでは逆転のTD(タッチダウン)を奪われてしまう。その後1点差まで追いついた明大だったが、あと一歩及ばず敗戦となった。

4・27~6・16 春季オープン戦(アミノバイタルフィールド他)
▼6・9 対早大戦(アミノバイタルフィールド)
明大19{10-0、3-7、0-6、6-7}20早大

 春季オープン戦を1勝2敗で迎えた今試合。最初に試合の主導権を握ったのは明大だった。第1Q序盤、RB廣長が相手のタックルをかわし、ゴールラインまで約18ydとすると、K#4近藤倫(農4=桐光学園)がそのままFG(フィールドゴール)を決め先制に成功。そして勢いそのまま、第1Q10分41秒、2度のファーストダウンで前進し、ゴールラインまで約14ydまで攻め込むと、廣長がそのまま押し込みTDを決める。「OLがとてもいいブロックをしていて、僕が持った時にはしっかりレーンが開いていたので、 僕の力というよりOLみんなで取れたTDだと思う」。(廣長)見事第1Qを10-0で終え、幸先の良いスタートを切った。続く第2Q、QB水木亮輔(商3=千葉日大一)のロングパスで徐々に敵陣へと攻め込むと、再び近藤が31ydのFGを成功させ追加点を獲得。その後反撃を食らうも、13-7と一歩リードで前半を終えた。

 迎えた後半戦。さらにリードを広げたい明大だったが、第3Qでは反則などで攻撃権を失ってしまい、残り1分37秒で早大にパスプレーから約30ydのロングランで同点のTDを許してしまう。そして同点で迎えた最終第4Q。明大ディフェンス陣も奮起し早大の攻撃に対抗するも、第4Q6分58秒、早大にパスプレーで陣地を大きく返され、勝ち越しのTDを奪われてしまう。しかし、第4Q残り46秒、廣長がエンドラインまで残り約2ydとなったところで見事今試合2度目のTDを決め、ついに明大が1点差まで追いつく展開となる。この勢いで逆転を試み、ツーポイントコンバージョンを選択。しかしあと一歩のところで早大ディフェンス陣に阻まれ、惜しくも19-20で試合終了。「最後のワンプレーを決めれば勝てた試合だった」(水木)と悔しい結果に終わった。

 1週間後の次戦の相手は桜美林大。「春季リーグを通して全然勝てていない。しっかり勝って、特にディフェンス面では今年かなり点数をとられているので0点に抑えたい」(LB#6深尾徹主将・政経4=啓明学院)。「この春の課題をまだまだ潰しきれていないので、桜美林戦までにそこをしっかり修正していきたい」(廣長)と意気込みは十分だ。この早大戦で得られた悔しさをバネに次戦では勝利を収めることができるのか。次戦のグリフィンズに期待したい。

[杉山瑞希]

試合後のコメント

深尾徹主将
――今日の試合を振り返っていかがですか。

 「この3週間の間、勝負にこだわってずっとやってきた中で、最後のプレーを見ても、最後の最後にこだわれなかったというところがこの試合を振り返って1番大きいものだと思います」

――早稲田のオフェンス陣はどうでしたか。
 「例年とは違ったオフェンスで、今年は特徴的なオフェンスがあって、そこにしっかり自分たちが対応しきれてないというところは戦術の面でも、肉体的な面でも足りないところだったかなと思います」

廣長
――今回の試合で得られた課題や収穫を教えて下さい。

 「反則が多く、自分たちの首を絞めているような場面がすごく多いという部分と、早稲田はプレーの笛がなりきる最後の最後までやりきっているところがあって、そこはすごく自分たちが劣っている部分だと思うので今後そこを強化していきたい」

――早大戦へ向けてなにか対策は練られましたか?
 「早稲田は、DLとRBにいいプレイヤーがいて、絶対にそこにランプレーを出していこうというような形で練習していたので、良くないプレーもありましたが、しっかり対策通りに遂行できたプレーもあったのでそこは良かったと思います」

水木
――今日の試合を振り返っていかがですか。

 「結果としては最後のワンプレーを決めれば勝てた試合だったので、すごく悔しい試合だったなと思います。内容としては、前半すごくいい感じで進んでいって、後半やられるというのはチームの悪い課題でも僕自身の課題でもあったので、そこはまた改善していこうと思います」

――試合終了間際のロングパスを振り返っていかがですか。
 「最後は1番スピードのある先輩を信じて投げましたが、 土壇場でパスが通って本当にうれしいです」