(3)‘05関東インカレ特集/関東大学選手権
持ち味出せず準決勝で散る
東洋大との準決勝。実力校同士の対戦で接戦が予想されたが、明治は1-5と思いもよらない大敗を喫した。立ち上がりに失点が多い明治。落ち着いたプレーを心掛けようとするが、開始わずか1分で東洋大に先制点を奪われてしまう。GK浅利(拡・政経2)にとってちょうど死角から放たれたシュート。「仕方のない失点だった。しかしそれで相手を楽にしてしまった」(藤井コーチ)。その後もDFを中心として全員で自陣ゴールを堅く守る東洋大に対し、明治は決定的なシュートチャンスをつかめない。「プレーに焦りが出てきて自分のペースで試合ができていない」(藤井コーチ)。点が取れないことからのいらだちによる連携ミスを突かれ、逆に失点を重ねてしまう。結局、最後まで攻守共に持ち味を出し切れぬまま、準決勝で優勝候補の明治は姿を消した。
昨年3位の雪辱を期して戦ってきた今年の大会。しかし、またもや準決勝で敗れる残念な結果となった。これにより、28日に行われる法大との3位決定戦に回ることになる。
背水の陣で臨む3位決定戦
▽3位決定戦 4・28(木)18:30~ 対法大戦
準決勝で惨敗した本学。だがいつまでも落ち込んではいられない。本学にとってラストゲームとなる3位決定戦が始まる!
今大会、明治にとって最後の相手は法大。四強の一角を担う強敵だ。守りをがっちり固め、相手がすきを見せたとたん畳み掛けるように相手を攻め立てる。そのプレーは明治にとって脅威であり、気の抜けない相手である。しかし明治持ち前の攻撃力を発揮できれば勝てない相手ではない。
この試合のポイントは、前回の敗北という悔しい結果を受け止めて、明治の選手達がどこまで力を発揮できるか。今シーズン最後の試合だけに、その姿が目に焼付くような、素晴しいプレーを見せてくれるはずだ!
カギを握るキーマン三人
今回は、阿部竜太(政経4)、浅利拡(政経2)、坂田悠(政経3)を紹介します。
1年の時から主力FWとして活躍する、明治を代表する選手の一人。彼が繰り出す切れ味のある鋭いパスは、敵はおろか味方さえ舌を巻くほどである。そんなトリッキーなパスが一番生きるのが、石岡主将(政経4)とのコンビプレー。鋭いパスの応酬から確実にゴールを狙っていく!大学生でこのコンビに敵う相手はまずいないだろう。
◆あべ りょうた 政経3 北海高出 177cm・78kg FW生年月日S58.12・30 血液型AB型
明治が誇るGK。ここぞという時には必ずスーパーセーブを連発し、最後の最後でチームを危機から救ってくれる。去年、ルーキーながらチームにとって大事な試合に幾度となく出場。その経験を生かし、2年目である今年はチームのため、さらなる高みを目指していく!
◆あさり かく 政経2 駒大苫小牧高出 174cm・67kg GK 生年月日S60.12 ・23 血液型AB型
今大会、遂にレギュラーの座を不動のものとした。FW不足が懸念されている今、チームで最も活躍が期待される選手の一人。今年の明治は、彼のプレーが大きなポイントの一つとなることは間違いないだろう。
◆さかた ゆう 政経3 釧路工業高出 173cm・71kg FW 生年月日S59.10 ・14 血液型O型
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