
中大と接戦 僅差で無念の敗戦/関東学生1部リーグ
リーグ戦中盤、勝ち点を何としても取りたい明大は中大戦に挑む。両者が点を取り、守り合う攻防の激しい戦いとなった。第1P、第2Pと明大リードで進み、好調な滑り出しを見せた。ところが、第3Pで中大にリードを許し、逆転を許してしまう。第4Pでは流れを相手に掴まれてしまい、あまりにも悔しい敗北となった。
◆5・18~6・16 関東学生1部リーグ戦
▼5・26 対中大戦(横浜国際プール)
明大8{3―2、3―3、1―3、1―2}10中大〇
第1P、深山駿太(商4=明大中野)が先制点を決め、立て続けに得点を奪い会場を沸かせた。深山の見事な連続シュートにより中大に1点差をつけ、明大が大きく流れを作る。「これからもっともっと精度上げて、毎回シュートが入るように頑張っていきたい」(深山)続く第2P。渡邉十雅(政経4=明大中野)がシュートを決め、再び明大は先制に成功した。その後連続失点を許してしまうが、ここで1年の濱口颯太朗(農1=明大中野)が1年生初ゴールを決めるファインプレーを魅せる。
第1Pと同様、中大に1点差をつけて前半を終えた。「これから相手の脅威になれるようにならないといけない」(濱口)と強気に意気込む。しかし、厳しい展開に陥ったのは第3P。開始早々に失点すると同点を迎え、さらにシュートを決められたことで逆転を許してしまう。中大に流れを捕まれたまま、一点を追う展開となった。
流れを変えようと、第4Pでは点を取り返すため追い上げようと攻めの姿勢を見せる。越智大輔(理工4=明大中野)がペナルティースローを成功させ、明大はここで同点に。そのまま明大は猛攻を仕掛けるが、それでも中大の堅固な守備に得点を阻まれてしまう。この点差を埋めようと攻撃体制でいたところで点を取られてしまい試合終了。「最後のフィニッシュのシュートの部分がもっと確実性があれば楽に試合運びできた」(林)。永久退水や相手のペースに飲まれてしまったことが課題として残るが、明大は今回の戦いを糧として来週の早大戦に挑む。「ここを倒してチームに1勝をもたらしたい」(林)と負けられない戦いに注目が集まる。
[菊池紗更]
試合後のコメント
深山
――次戦への意気込みをお願いします。
「早大はとはかなり練習試合をしていて、お互いが手の内を分かっているので、今週1週間でさらにミーティングをして、 自分たちのやりたいことをできるようにして、逆に相手のやりたいことをやらせないように、勝っていきたいと思います」
濱口
――これからの目標をお願いします。
「先輩に遠慮せずにどんどんシュートを狙ったり、声を出して下から引っ張っていけるようになりたいです」
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