
連勝ストップ 専大に敗れ初黒星/春季関東学生1部リーグ戦
春季関東学生1部リーグ戦(春リーグ)4日目の相手は、昨年度の同リーグ戦で惜敗し涙をのんだ強敵・専大。開幕から5連勝し勢いに乗っていた明大だったが、終始流れをつかめず2―4と完全優勝への望みが消える悔しい敗戦となった。

今試合は序盤から苦しめられた。1番には松田歩真(商4=野田学園)が出場したが、苦戦を強いられフルゲームに。最終ゲームでは、得意のフォアハンドでの得点や長いラリー戦を制し一時はリードを握っていたものの、徐々に相手のペースにのまれ逆転されてしまう。1番手として勝利でバトンを渡したいところだったが、あと一歩及ばず敗北を喫した。
2番も立て続きに落とし、3番で登場したのは芝拓人(情コミ1=野田学園)。前期日本リーグ静岡大会と同時期に行われた今試合だが「疲れはない。万全な状態で挑めた」(芝)。その言葉通り圧巻のプレーで得点を連取。ストレート勝ちで明大を活気づけた。また、5番手で登場した木方圭介(政経1=野田学園)も快勝を収め、ルーキーらが風格を現したものの、6番では序盤から相手に圧倒されまさかのストレート負け。専大に屈し、6連勝とはならなかった。
しかし優勝の可能性がなくなったわけではない。明大が優勝するための絶対条件は、日大戦に勝利すること。「自分たちの練習してきたことを発揮して、絶対に勝って優勝したい」(木方)。今試合の反省を生かし〝優勝〟の2文字に向かって突き進む。
[下元天花]
試合後のコメント
髙山幸信監督
――試合全体を振り返っていかがですか。
「守りに入った試合が多かったですね」
――日大戦に向けて意気込みをお願いします。
「向かっていくだけですね。4月から新しいチームになって初めての団体戦なんで、できることをしっかりやって、元気出してやりたいですね」
芝
――良かったところと改善したいところを教えてください。
「良かったところは、今日は自分から最初に攻めていけたというところが一番良かったかなと思いますが、レシーブのストップが何本か甘いストップがあったので、そこをもっと精度を高めて日大戦に臨みたいなと思います」
木方
――個人としての出来はいかがでしたか。
「シングルスの相手は高校生の時にやって勝ったことがあったので、やりやすいイメージがあって自信を持って試合には入れました。安定感あるプレーができたので良かったです」
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