強豪・日体大に敗北 悔しさ残るコールド負け/関東学生1部リーグ戦

2024.05.21

 リーグ戦3戦目は絶対王者・日体大との一戦。圧倒的な総合力の前に3-16の13点差で第2Pを終えた。しかし、第3Pは怒濤(どとう)の反撃を見せ、6-5でピリオド勝利。試合は15点差をつけられコールド負けを喫するが、チームの成長と成果を示す結果となった。

◆5・18〜6・16 関東学生1部リーグ
▼5・19 対日体大戦(慶大協生館プール)
明大9{3-7、0-9、6-5、0-3}24日体大○

 リーグ戦第3節の対戦相手は絶対王者・日体大。第1Pは善戦するも日体大の決定力に悩まされ、3-7で終える。「完全に相手のペースに飲まれてしまった、修正しないといけない」(越智大輔・理工4=明大中野)と厳しい展開が続き、第2Pは3-16とさらにリードを広げられてしまう。

 しかし迎えた第3P、明大は底力を見せつけた。得意のカウンターやエース越智が決定機を見事にモノにすることで、日体大に食らいつき観客を魅了。「自分の一対一が強豪相手でも通用することを証明できた」(越智)。今試合4得点とエースとしての威厳を見せつけた。第3Pの結果は6-5のピリオド勝利。偉業とも言える成績を叩き出し、選手も喜びの顔を浮かべていた。

 ただ最終スコアは、9-24でコールド負け、実力差の出た完敗である。しかし、第3Pの健闘は今後の試合に向けての重要な手応えになったはずだ。「次節は筑波大と強豪ですが、今の明大は強敵とやりあえる力を持ってきている」(越智)と次節の筑波大戦に向け強気で意気込む。準備を整えて挑む、今季の明大の躍進に期待したい。

[岩田英佑]

試合後のコメント

越智

――得点シーンを振り返っていかがですか。

 「今日の自分の得点シーンは、全部が一対一からの得点だったので、日体大という強敵相手に、自分の力が通用するっていうことが証明できてよかったです」

――次節の筑波大戦に向けて意気込みをお願いします。

 「筑波大も例年通り強敵ですが、 自分たちも強敵とやり合える力は今持ってきてると思っているので、次節に向けてしっかりミーティングして対策し、絶対に勝ちたいと思います」