専大を下しベスト8に進出!/全日本学生選手権

 前日の大阪学大との試合で満足のいくディフェンス、リバウンドができ、勢いをつけた本学。今日の試合相手の専大は1部校でもあり、メンバーには体格が大きい選手もいる強敵だ。今まで積み上げてきたものを全てぶつけて戦いに挑む。

 第1クオーター、そして第2クオーターの始めまでは専大にリバウンドを制され、スピード感溢れるオフェンスに圧倒されて試合の流れは完全に専大にあった。しかし、相手からファウルをもらいフリースローで確実に詰めていくという本学の粘り強いプレーで徐々に流れを引き寄せ、金丸(晃・政経1)の得点力が発揮されたとき、完全に試合の流れは変わった。
 専大は巻き返そうと少々荒っぽいプレーで攻めたが、逆にファウルを多発してしまい本学の勢いを止めることはできなかった。そして本学は専大との混戦を制して、見事8年ぶりにベスト8に進出し、来年の1月に行われる天皇杯への出場権を手に入れるという快挙を成し遂げた。
 だが、選手たちは浮かれずに次の大東大戦を見据えている。「大東大戦はガード2人をどう抑えるかが重要」(根岸主将・政経4)。リーグ戦では2連敗を喫してしまったが、いまの本学なら勝負がどちらに転んでもおかしくない。いまこそリーグ戦の雪辱を果たすときだ。